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セブン&アイが“VRコマース”導入、バレンタイン向けの仮想店舗をオープン

 セブン&アイ・ホールディングスの自社ECサイト「オムニ7(omni 7)」が、VRを活用するECサイト“VRコマース”を導入する。10日にバレンタインに向けた特設サイト「VALENTINE PARADISE VR」をオープンした。西武渋谷店などで撮影した店内の映像を使い、架空の店舗を再現。ECサイト内に作られた実際の店舗のような空間で、チョコレートの購入ができる。販売するチョコレートは約700種類。注文した商品は宅配もしくは、自宅近くのセブン-イレブンで受け取ることができる。VRの技術はシステム企業のエスキュービズムが提供する。

 VRコマースの導入についてセブン&アイ・ホールディングス広報は、「リアル店舗では、そごう・西武とイトーヨーカドーなど、グループ内の一気通貫による商品の陳列ができない。ネット上の仮想店舗では自由な商品陳列を実現できることが最大の魅力だ。加えて、既存ECとは違って、店頭のような見せ方をすることで、ウィンドウショッピングのようなことも可能になる。VRコマースはリアルとネットの長所を融合した新たな売り方だ」と語る。今後について、「まずは集客を目的に、試験的にスタートした。今後については未定」という。

 VRコマースはECのデザインの単一性をカバーし、オンラインながら実店舗のような購買体験を提供できる機能として注目を集める。海外ではアリババやeBayなども参入し、2018年以降、大きな市場となることが予測されている。