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アンダーアーマー、7~9月期決算は初の減収 株価も大幅下落

 アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)の7~9月期決算は売上高が前年同期比4.48%減の14億561万ドル(約1645億円)、純利益は同57.69%減の5424万ドル(約61億円)と減収減益だった。

 同社は市場に商品を投入するスピードを速め、デジタル分野を強化するなど、再建計画を進めていたが現段階では効果は表れず、同社にとって初の減収となった。1年前には30.79ドル(約3479円)、2014年3月には120.16ドル(約1万3578円)を記録したこともある同社の株価も、減収減益に伴って大きく下落し、決算発表があった10月31日の終値は前日比23.7%減の12.51ドル(約1413円)まで落ち込んだ。

 同時に、同社のスポーツファッション部門プレジデントを務めるベン・プルース(Ben Pruess)が退任することも発表された。プルース=プレジデントはファッション的要素を色濃く打ち出すアンダーアーマースポーツウエア(UNDER ARMOUR SPORTSWEAR以下、UAS)を立ち上げた人物だ。ティム・コッペンス(Tim Coppens)がUASのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務め、“UASコレクション”を発表している。しかし、コッペンスが手掛けるのは18年頭に発表するスプリング・コレクションが最後だという。本件について、コッペンスからのコメントは得られていない。9月に発表されたラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)とのコラボは来年中に発売予定で、その後はさまざまな人物とコラボを行う予定だという。

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