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アンダーアーマー上半期決算は赤字 再建を急ぐ

 アンダーアーマーの2017年1~6月期決算は、売上高が前年同期比7.6%増の22億560万ドル(約2426億1600万円)、純損益は前年同期の2550万ドル(約28億7600万円)の黒字から1458万ドル(約16億円)の赤字に転落した。また、北米事業の業績不振を理由に通期の売上高予想を前期比11~12%増から9~11%増へ下方修正したことで、一時、前日終値比8.8%減の16.52ドル(約1817円)まで急落した。

 地域別売上高は、全売り上げの約77%を占める北米地域が同0.4%減。一方で、アジア太平洋地域は同73.9%増と好調、次いでヨーロッパ、中東及びアフリカ地域が同56.1%増だった。また、事業別売上高は、ライセンス事業の伸び率が最も高く同21.9%増、アクセサリー事業が同17.3%増だった。

 同社は市場に商品を投入するスピードを速め、デジタル分野を強化するなど、再建計画を進行中で、ケヴィン・プランク(Kevin Plank)会長兼最高経営責任者は「2017年は、強くて速い、賢い企業へ成長すべく、多岐にわたるスポーツカテゴリー、展開チャンネル、地域を最大限に利用するように努める」と語った。

 

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