
ヘアケアブランド「ココネ(COCONE)」は9月2日、酸熱ケア発想の“クレイクリームシャンプー ストレート”(380g、3930円)と週1回使用するプレケア商品“ピーリングブースターセラム”(100mL、1540円)を発売する。公式ECや楽天市場、アマゾン、一部のバラエティーストアなどで取り扱う。
同ブランドのクリームシャンプーは、シャンプーやトリートメント、頭皮ケアなどの機能を1本に集約した「1本8役」を掲げる。新商品の“ストレート”は、髪のうねりと広がりに特化した。トステアと酸熱ケア成分を配合し、ドライヤーやヘアアイロンの熱を生かして毛髪内部にアプローチする設計とした。米ぬか発酵クレイや6種のビタミンを含む顆粒、北海道美唄市の雪解け水も採用。香りは、ハーブからウッド、ムスクへと移ろうハーバルウッドに仕上げた。
“ピーリングブースターセラム”は、髪に付着したカルシウムなどを吸着・除去し、その後に使うシャンプーの補修成分を浸透しやすくする設計。シャンプー前の濡れた髪になじませ、洗い流さずにクリームシャンプーを重ねて使用する。週1回の使用を推奨。
顧客調査からうねり需要を捉える
開発の背景には、愛用者や使用をやめた顧客への調査がある。既存の“モイスト”“リペア”“スムース”は、しっとり感、ダメージ補修、さらさら感を軸に展開してきたが、調査ではうねりや広がりに悩む声が多かった。そこで、既存シリーズでは捉えきれていなかったニーズに着目し、“ストレート”を開発した。
同社は、毛髪内部の空洞化や表面のバリア機能の低下、水道水に含まれるミネラルの蓄積によって髪内部の水分に偏りが生じ、うねりや広がりにつながると説明する。サロン市場で髪質改善メニューや酸熱トリートメントが定着する中、その発想をホームケアに落とし込んだ。
「定番ブランド」を目指す
「ココネ」は2021年4月に誕生し、中心顧客は30~50代の女性。既存の3タイプでは、しっとりとした仕上がりの“モイスト”が最も売れている。オールインワンの手軽さとしっとりとした仕上がりが子育て世代に支持され、ママ系インフルエンサーによる発信を契機に22~23年に成長した。
売り上げの約8割を定期通販が占める一方、オンライン広告でブランドを知った顧客が、ロフトやハンズなどの店頭で購入する動きもあるという。今後も「一時的なトレンドで終わらない定番ブランド」を目指し、顧客の悩みを起点とした商品開発を強化する。