ファッション

ケリング アイウエアによる新生「カルティエ」はどう変わる?

 ケリンググループのケリング アイウエアは、3月に発表したコンパニー フィナンシエール リシュモン(以下、リシュモン)との「カルティエ(CARTIER)」のアイウエアの企画、製造、販売に関するパートナーシップ契約に基づき、2018年春に発売する新商品を披露した。9月にミラノの新社屋にプレスを招いてプレゼンテーションを開いた後、10月、パリで世界の主要な取引先眼鏡専門店を招いて、プティパレを会場にディナーパーティーを催した。日本の眼鏡専門店は三城など7社が出席した。商品は以前よりバリエーションが広がり、ミレニアルズ世代を意識したデザインもある。また、一部日本製もある。

 ロベルト・ヴェドヴォッド(Roberto Vedovotto)=ケリング アイウエア最高経営責任者(CEO)は、「リシュモンとの協業に感激している。『カルティエ』が持つ高いプレステージ性をアイウエア業界にも確立したい」とコメントした。リシュモンはケリング アイウエアの株式の一部を取得し、ケリング アイウエアはフランスのシュシー・アン・ブリにある「カルティエ」のアイウエアを手掛けていたマニュファクチャー カルティエ リュネットを統合している。ケリング アイウエアはその他に、ケリング傘下の「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」など15ブランドのアイウエアを手掛けている。

 なお、日本では12月、プレスに向けて発表され、発売は来年1月の予定だ。商品価格はフレーム4万5000~20万円、サングラス4万5000~10万円で、取扱店舗数はほぼ現状通りの80~90。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

サステナビリティ特集 サステナブルなアパレル製品の作り方

「WWDJAPAN」9月9日号の特集は、「How to be a Sustainable Apparel」。本特集では、サステナブルなアパレル製品の作り方について考えます。サステナブルなアパレルといってもそのアプローチ方法はさまざま。有力アパレルメーカーが定番品をよりサステナブルに作り替えた製品や新たにブランドを立ち上げた事例、社会課題解決に向けてゼロから方法を模索して作った製品など課題に対してよ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。