ニュース

「ホーセンブース」の独占輸入販売権を獲得したサザビーリーグが今秋販路拡大 創業者も来日

 サザビーリーグは5月、ロサンゼルスに拠点を置くファインジュエリーブランド「ホーセンブース(HOORSENBUHS)」の独占輸入販売権を獲得し、今秋冬から本格的に日本で展開する。また、プロモーションのためにブランドの創業者でクリエイティブチーフのロバート・G・キース(Robert G Keith)が来日。9月2、3日にロンハーマン六本木店を訪れ、オーダーを直接受け付けた。

 フォトグラファーとして活動していたキース=クリエイティブチーフは2005年に同ブランドを立ち上げた。ブランド名「ホーセンブース」はキース=クリエイティブチーフの祖先が16世紀に乗っていたオランダ商船の名前に由来する。同ブランドのシグネチャーである鎖“トライ・リンク”のモチーフはブランドのシンボルでもあり、18金や22金、ステアリングシルバーで作られるコレクションのデザインにも採用されている。価格帯は3万4000~1120万円。

 顧客にはデヴィッド・ベッカム(David Beckham)らのセレブリティーも多くおり、トム・クルーズ(Tom Cruise)からはホリデーシーズンにダイヤモンド入りのリングを2日で仕上げてほしいと依頼され、希望を叶えたという。他にも、ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)やリアーナ(Rihanna)も顧客に名を連ねる。

 ブランド立ち上げのきっかけは「フォトグラファー時代に撮影用にアクセサリーを集め始めたら、どうやって作るのかと気になったところから始まった。最終的には“作りたい・作ろう”と自然と思えるようになったから」だという。

 「商売っ気を出すよりも、クリエイションにこだわって、自分が本当に納得したアイテムだけを販売したい」と話すキース=クリエイティブチーフは、試作品を作るとしばらく寝かせ、販売に最適なタイミングを見極める。キース=クリエイティブチーフが「“仕事だけの関係”という人物は一人もいない。みんな友人だ」と説明する同ブランドのチームも、大量生産せずにこだわり抜いたアイテムだけを販売するスタイルを尊重する。

 今回が初の本格進出となるが、日本でのビジネスが成功するか否かはあまり考えず、「自分が良いと思うものだけを展開して、受け入れられなければそれまでだ」と潔い。日本人はファッション感度が高く、思いもしなかった着こなし方を見せてくれるため、自分に新たなインスピレーションを与えてくれると話し、日本での展開に期待を寄せる。また、将来的にはアパレルにも進出したいと意欲を見せた。ロンハーマンやエストネーションなどで展開する。

 また、9月から12月頃にかけて、伊勢丹新宿本店やアデライデ、バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)六本木店、ギンザ シックス(GINZA SIX)などでもポップアップストアを順次オープン予定だ。

 
 
 

最新号紹介

WWD JAPAN

2020年春夏、コロナ禍でも売れたものは何だった? 富裕層の高額品消費意欲は衰えず

「WWDジャパン」9月21日号は、「2020年春夏、有力店で売れたもの」特集です。WWDで毎シーズン恒例となっている有力店の商況調査ですが、コロナ禍に見舞われた今春夏は、多くの商業施設が営業を再開した6~7月の期間で消費動向や好調なブランドを調査しました。化粧品、特選、婦人服、紳士服などの9つのカテゴリー別に各店のデータをまとめています。コロナで大苦戦という声が大半を占めると思いきや、こと特選カテ…

詳細/購入はこちら