ビジネス

UA原宿本店が「ファーフェッチ」に出店、海外へ販路広げる

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS、以下UA)原宿本店が29日、ラグジュアリーファッションECモール「ファーフェッチ(FARFETCH)」に出店した。まずはメンズのみの取り扱いで、「ユナイテッドアローズ」や「ソブリン(SOVEREIGN)」「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」といった自社ブランドを中心に販売する。世界160カ国超に向けて販売できる「ファーフェッチ」のプラットフォームを活用することで、海外への販路を拡大する狙いがある。今後はウィメンズの販売も予定しており、国内のデザイナーズブランドをメーンにセレクトした商材を販売する計画という。

 「ファーフェッチ」は世界500以上のセレクトショップと提携し、商品を販売するECモール。EC倉庫を持たずに各店舗から商品を発送するため、企業ではなく店単位での出店が原則だが、その分店頭受け取りなどのオムニチャネル施策が充実している。今回のUA原宿本店でも店から発送を行うため、店頭のカタログを同梱するなどの販促活動を積極的に行うという。UAからは2015年4月のアストラット(ASTRAET)とアンルート(EN ROUTE)を皮切りに、モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(MONKEY TIME BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)、エイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY & YOUTH)の4店舗が「ファーフェッチ」に出店をしている。

 UAは9月7日、25周年の節目にUA原宿本店 メンズ館と道を隔てて斜向かいにあるUA原宿本店 ウィメンズ館を統合し、リニューアルオープンする。UA原宿本店 ウィメンズ館は9月3日に営業を終了する。

UNITED ARROWS x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

付加価値の原動力「ホスピタリティー」特集 LVMHジャパン社長や百貨店外商、トップ販売員らの定義は?

1月13日発売の「WWDJAPAN」は、ホスピタリティーを特集します。品質だけでの差別化が難しくなっている時代、ファンを獲得して育むにはコトのレベルアップが欠かせません。特に知的好奇心や探究心が強い次世代富裕層や、リアルの価値を知り渇望するZ世代、独自の体験を求めて来日するインバウンドら、ファッション&ビューティ業界が注目する消費者を獲得するには、ホスピタリティーについて考え、モノの購買を付加価値…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。