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「トップショップ」クリエイティブ・ディレクターが退任、古巣の英「ヴォーグ」へ

 ケイト・フェラン(Kate Phelan)「トップショップ(TOPSHOP)」クリエイティブ・ディレクターが退任する。ゴードン・リチャードソン(Gordon Richardson)「トップマン(TOPMAN)」クリエイティブ・ディレクターの退任も既に発表されており、両ブランドの後任には元仏「ヴォーグ(VOUGE)」アート・ディレクターで、スウェーデンで自身のクリエイティブ・エージェンシーを運営するデイビッド・ハーグランド(David Hagglund)が就任する。フェランとリチャードソンは年内に退社し、後任のハーグランドは9月から両ブランドに参加する予定。

 ハーグランドの起用は両ブランドの刷新計画の一部で、7月にポール・プライス(Paul Price)前バーバリー(BURBERRY)チーフ・マーチャンダイジング・オフィサーを両ブランドの最高経営責任者(CEO)に指名したのも同計画の一環だ。

 両ブランドは「ザラ(ZARA)」や「ユニクロ(UNIQLO)」との競争やポンド安、ブレグジットによってもたらされる先行きの不透明感などのマイナス要因に苦しめられていた。

 退任するフェランは、英「ヴォーグ」のシニア・コントリビューティング・ファッションエディターに就任する。11年に「トップショップ」のクリエイティブ・ディレクターに就任する以前は、同誌の共同ファッション・ディレクターとして20年以上のキャリアを積んでおり、古巣に戻る形だ。

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