同作の共同監督を務めたフランチェスコ・ツィッペル(Francesco Zippel)は、ソッツァーニの影響力について「フランカは“星座”の鼓動そのものだった」と表現した。同作は、ソッツァーニがキャリアを通じて次世代のファッションのクリエイターや才能を支援してきた取り組みに焦点を当てており、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccoli)、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)、シルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)、アルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)、マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)、ステラ・ジャン(Stella Jean)ら、多数のデザイナーや業界人へのインタビューが収録されている。作中では、インタビューに応じたデザイナーや起業家たちが、個人的で、これまで明かされてこなかった逸話を複数語っている。
ツィッペル監督は初公開に先立つインタビューで、「狙いは、彼女の人生の特定の側面に切り込み、好奇心に満ちたプロフェッショナルとして才能を発掘し続けたフランカの軌跡と、そのために注いだ努力を語ることだった」「取材を進めるうちに、彼女こそが中心であり、ファッションシステムの周囲に引き寄せられて集う人々の“星座”における、ひときわ輝く星であると気づいた。彼女は多くのキャリアの立ち上げを後押しした」と話した。
ソッツァーニ財団は、フランカの姉であるカーラ・ソッツァーニ(Carla Sozzani)と姪のサラ・ソッツァーニ・マイノ(Sara Sozzani Maino)が共に運営。今後、イタリア国内の文化イベントの一環として同作の巡回上映を企画しているという。