ニュース

アディダス、今度はLAブランドを提訴

 アディダス(ADIDAS)は3月17日、LA発のカジュアルブランド「ジューシー クチュール(JUICY COUTURE)」が3本線のデザインの商標権を侵害したとして、オレゴン州連邦裁判所に提訴した。

 アディダスは、「ジューシー クチュール」の3本線のデザインを用いたトラックスーツやジャケットが自社の商品と酷似していると主張。同社は訴状の中で「『ジューシー クチュール』の商標権侵害は消費者を混乱させるだけでなく、大衆を欺き得る。『アディダス』ブランドおよびブランドにとって大切な3本線マークに大きなダメージを与えている」と述べた。また、同社は2009年にも同デザインの商標権をめぐり「ジューシー クチュール」を提訴しており、当時は「ジューシー クチュール」が同デザインの使用をやめることで和解した。そのため、商標権について知識があるにもかかわらず使用したと指摘。アディダスは商標権の侵害および契約違反、商標の希釈、不正競争行為を主張し、差し止め命令と商標権を侵害した商品の販売中止、損害賠償金を要求している。一方、「ジューシ クチュール」を傘下に持つオーセンティック ブランズ グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP)からコメントを得られていない。

 アディダスは過去にも「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「プーマ(PUMA)」「エコー(ECCO)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」など、多くのブランドに対し訴訟を起こしてきた。今月は「フォーエバー21」がアディダスに対し、ストライプのデザインの取りやめを求める手紙を何度も送られ、「商標いじめ」と主張し反訴した。直近ではアシックス(ASICS)の米国法人に対しても技術の商標権をめぐり提訴した。

【関連記事】
■フォーエバー21がアディダスを反訴 「行き過ぎた訴訟」に反発
■アディダスが米アシックスを提訴

最新号紹介

WWD JAPAN

コロナ禍の現地取材で見えた“パリコレ”の価値 2021年春夏コレクション続報

「WWDジャパン」10月19日号は2021年春夏コレクションの続報です。コロナ禍でデジタルシフトが進んだコレクション発表ですが、ミラノとパリではそれぞれ20ブランド前後がリアルショーを開催。誰もがインターネットを通じて同じものを見られる今、リアルショーを開催することにどんな意味があるのか?私たちはリアルショーを情熱の“増幅装置”だと考え、現地取材した全19ブランドにフォーカス。それぞれの演出やクリ…

詳細/購入はこちら