ファッション

【パリ速報】黒でまとめた「アクリス」渾身のコレクションは母親へのレクイエム

 管弦楽のオーケストラがバッハの楽曲を奏でる舞台演出でランウェイショーを発表した「アクリス」。創業者ファミリーで現在クリエイティブ・ディレクターを務めるアルベルト・クリームラーにとって、このコレクションは、昨年12月に他界した最愛の母に捧げるものだという。そんなレクイエムを込めて、ステージに登場する作品は1点のホワイトファーを除いてすべて黒一色にまとめられた

?

 街灯の残像をイメージしたという白いラインがボディを横切る漆黒のセットアップスーツに始まり、タートルネックのコートや、シンプルなブラウスとペンシルパンツの組み合わせなどは母親が好きだったワードローブのアイテムを意識したスタイルだという。

?

 得意のダブルフェイス・カシミアを多用し、本拠地であるスイス・サンガレンのレース使いや精緻な刺繍を施したコレクションは、このブランドに顧客が求めている「ディスクリートラグジュアリー」の本領を見事に発揮した、アルベルト・クリームラー渾身のコレクションといえる。コレクション中盤に登場したラムファーで仕立てられた純白のコートが、母を失った彼の悲しみの中に差す一筋の光を象徴しているように感じられた。

?

?

【コレクション速報一覧はこちら

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。