サカイ引越センターがミズノと共同開発した制服を導入して約1年がたつ。「とにかく動きやすいし、作業しやすい。現場の評判はすごくいい」と語るのは、サカイ引越センターの立川睦史・上席執行役員管理本部長だ。黄色と黒の企業カラーを前面に打ち出したスポーティーなデザインは社内のムードを良くし、繁忙期のアルバイトの応募が増えた。チームスポーツのような一体感もある。(この記事は「WWDJAPAN」2026年4月20日号からの抜粋です)
サカイ引越センター
ミズノ
POINT
・家に上がる仕事だからこそ最新鋭の消臭機能を搭載
・暑さ対策にハーフパンツ、タックアウトを採用
引越スタッフはアスリート
競技ウエア開発の知見をフル活用
プロジェクトが動き出したのは2023年。創業55周年の一環として約20年ぶりの新制服計画が始動した。まずコンセプトを「引越スタッフは接遇のできるアスリート」に設定。肉体労働でキツいというイメージを変えたいという思いがあった。「実際の消費カロリーはアスリート並み。体を動かすだけでなく、家具の梱包技術や美しく見せる技術など技を競うという意味でもアスリートという表現が適している」と立川本部長は話す。女性スタッフの地区リーダーから成る「まごころ女子会」(10〜15人)と地区の社員代表が集まる「経営協議会」(約140人)から意見を吸い上げ、コアメンバー7〜10人が週次で議論を重ねた。開発期間は約1年半に及んだ。
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