三陽商会の2026年2月期連結業績は、売上高が前年比3.4%減の584億円、営業利益同52.2%減の12億円、純利益が同2.7%増の41億円だった。猛暑・高温に対応したMDがうまく回らず、主力販路である百貨店で苦戦した。売り上げの低迷に伴う在庫処分のためにセール販売を増やしたため、粗利益率が同1.6ポイント低下した。投資有価証券売却益41億円を特別利益として計上したため、最終利益は増益になった。
四半期ごとの売上高推移を見ると、3〜5月が6%減の145億円、6〜8月が横ばいの125億円、9〜11月が横ばいの155億円、12〜2月が7%減の158億円だった。3〜5月は春先の低温とその後の急速な気温上昇によって春物商品が極端に短期に終わったことが響いた。6〜8月も売り上げは維持したものの、プロパー販売が苦戦した。9〜11月は残暑で秋商戦が短縮化した。
今期(2027年2月期)の業績予想は、売上高が前期比2.7%増の600億円、営業利益が同61.7%増の21億円、純利益が同2.3%減の40億円を見込む。