毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2026年4月6日号からの抜粋です)
横山:4月の年度初め恒例の業界基礎知識特集です。前回は「データブック」として数字を強調した結果、少し難しく見えてしまったと思い、今回は見やすくなるようにアップデートしました。フレッシャーズ向けの立て付けですが、ベテランが見ても発見がある内容になっていると自負しています。この号を理解したら中堅社員の先輩にも負けないウンチクが語れるようになること請け合いです。
和田:私は海外ビューティ企業を担当して、2回目です。今回のデザインは吹き出しやグラフがあって、フレッシャーズに比較的近い入社3年目の私にも分かりやすいものになっていると思います。前回は編集部配属になってちょうど1年の頃で、必死にページを作ったのが懐かしいです。
横山:何か発見はありましたか?
ロレアルのパワーは圧倒的
和田:業界3位のエスティ ローダーがプーチと合併を計画していますが、実現したとしても、1位のロレアル、2位のユニリーバには届かないんだな、というのが実感できました。ロレアルのパワーは圧倒的で、ケリングと組んでもっと強くなりますね。
横山:強いものがより強くなるというのは、ファッションも一緒です。LVMHはナイキやザラ(インディテックス)の2倍規模。僕が「WWDJAPAN」編集部に入ったときは1兆円に満たなかったのに、今や14兆円超です。ファッションとビューティ両方の有力企業をほぼ網羅しているので、例えば商業施設のリーシング担当といった人たちに重宝されると思います。
和田:売り上げ規模のランキング自体はあまり変わりませんが、企業説明の最新動向部分を読んでもらえたら、情報がアップデートできますよね。折に触れて読み返してもらえたらうれしいです。
横山:見返すたびに発見があると思います。デザイナー交代もまとめていますし、イントロの部分では百貨店の売上高ランキングやビューティの名品も紹介します。2年ぶりの「業界人図鑑」では、ヘアサロン「スロウ」の柳亜矢子ディレクターにフォーカス。仕事の醍醐味を聞きました。「人に関わる仕事なので、お客さまに救われることも多い」という言葉が印象的でした。
和田:フレッシャーズはもちろん、読者がどう読んでくれたのかは気になります。「こうしてほしい!」は是非アンケートにお寄せいただきたいです。来年の特集に反映していきます!