コペンハーゲン・ファッション・ウイーク2026春夏がデンマークで開催中だ。ファッショニスタたちの間では、機能性やデザイン性に富んだバリエーション豊かなビーチサンダルが盛り上がりを見せている。昨年のファッション・ウイークに登場しそのファッション性を広めたビーチサンダルは今夏、BLACKPINKのロゼ(Rose)やラッパーのラトー(Latto)らが着用し、セレブリティーの間でも“マストハブ”のトレンドアイテムになっている。
デザイナーでインフルエンサーのジェネット・フリイス・マドセン(Jeanette Friis Madsen)は、凹型のヒールと四角いトゥが特徴的なヒールのビーチサンダルを着用した。来場者の中には、3Dプリントシューズの開発を行うゼラーフェルト社との協業で制作された鮮やかなブルーの「ハワイアナス(HAVAIANAS)」を華麗に着こなす人も現れた。デンマークのファッションブランド、「オペラスポーツ(OPERA SPORT)」のランウエイショーの一環として展示されたこのシューズは、バブル状のソールとつま先を覆う折りたたみ式のデザインが、ひときわ異彩を放っていた。
一方、華奢なキトゥンヒールや異なるストラップ形状のバリエーションは、サンダルスタイルをフォーマルにアレンジする可能性を示していた。
ブランド各社は最近、あらゆる方向でこのトレンドを取り入れているようだ。セレブリティーブランドとのコラボレーションや機能性とデザイン性を兼ね備えたサンダルを制作している。この夏、ビーチサンダルは新たなトレンドアイテムとしてさらに注目を集めるだろう。