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特集 巨大百貨店 第3回 / 全16回

阪急本店がめざす「グローバルデパートメントストア」の姿【佐藤店長に聞く】

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PROFILE: 佐藤行近/阪急阪神百貨店 取締役専務執行役員 阪急本店長

佐藤行近/阪急阪神百貨店 取締役専務執行役員 阪急本店長
PROFILE: (さとう・ゆきちか)1986年 阪急百貨店(当時)に入社。婦人服営業・バイヤー、新店企画などを経て、2008年開業の西宮阪急の初代店長。12年 阪急阪神百貨店の執行役員、店舗企画や営業政策を担当。17年 取締役常務執行役員、阪急本店長。20年 現職および外商担当 PHOTO : YUKA MURATA

阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)は2024年から26年度にかけて大型改装を実施中だ。12年の阪急うめだ本店の建て替え開業以来、最大規模となる。目指すのはMD、サービス、環境全てにおいて突き抜けた“グローバルデパートメントストア”である。(この記事は「WWDJAPAN」2025年7月21日号からの抜粋です)

阪急本店

STORE DATA
開業年:1929年(建て替え開業2012年) 店舗面積:9.8万㎡ 総額売上高:3653億円(25年3月期)
概要:関西随一の乗降客数を誇る大阪駅・梅田駅エリアで、日本初のターミナル型百貨店として開業。阪急うめだ本店と阪急メンズ大阪で構成。関西では圧倒的な存在感を誇る

世界一楽しい店に改造中
ハレの百貨店をとことん追求

いま阪急本店で目立つのは、各フロアでの改装工事中の仮囲いである。工事や移転に伴い、9階のイベント会場「阪急うめだホール」も「ルイ・ヴィトン」「シャネル」、高級時計の仮設売り場になっている。

今回の大型改装は120億円を投じて、26年春の大部分の完成を目指す。

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