
最近「一周回って」という言葉をよく耳にします。流行や価値観が巡り巡って再評価されている際に聞くのですが、その一つにアーユルヴェーダがあります。言わずもがなですが、アーユルヴェーダは、約5000年前にインドで生まれた世界最古の伝統医学です。人の体質や性格、思考などを「ドーシャ(体質)」と呼ばれる3つのエネルギー(ヴァータ=風、ピッタ=火、カファ=水)で分類し、その人のドーシャのバランスに合わせた食事・運動・マッサージ・ハーブ療法・瞑想などを処方するもの。自分のドーシャが気になる人は、検索すれば診断サイトが見つかりますし、「ウカ(UKA)」では公式ホームページでドーシャ診断を提供。さらに、各ドーシャに合ったスープも販売しています。
そんなアーユルヴェーダが、いま20〜30代を中心に再注目されています。ビューティ業界で活躍する美容家やPR担当者たちは15年ほど前にスリランカの「アーユピヤサ(AYU PIYASA)」などのアーユルヴェーダ施設を訪れている人も多く、正直「今さら感」を抱いたのですが、「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」8月号でも特集が組まれていることからも、再燃は間違いなさそうです。
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