ファッション

「ミナ ペルホネン」の皆川明がフィンランド獅子勲章騎士一級章を受章 19歳の北欧ひとり旅がブランドの礎に

ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」のデザイナーである皆川明が、フィンランド獅子勲章騎士一級章を受章した。今年30周年を迎えた同ブランドをはじめ、デザイナーとして家具の「アルテック(ARTEK)」やテーブルウエアの「イッタラ(IITTALA)」、スニーカーの「カルフ(KARHU)」、リネンの「ラプアン カンクリ(LAPUAN KANKURIT)」など多くのフィンランドのブランドと協業してきた。また、皆川は2019年、フィンランドと日本が国交樹立100周年を迎えた際に親善大使を務め、今年6月に開催された初のフィンランド ガラス ビエンナーレにキュレーターとして参加。長年にわたるフィンランドへの功績が称えられ6月6日、ヘルシンキで同勲章が授与された。

一目惚れしたコートから始まったテキスタイル作り

フィンランド大使館で9日に開催された祝賀会で、タンヤ・ヤースケライネン本邦駐箚フィンランド共和国大使は、「フィンランドとの取り組みに尽力してきた皆川さんの受章をヘルシンキと東京で祝えるのはとても嬉しい」とコメント。皆川は、19歳のとき一人で旅したフィンランドでのエピソードをはじめ、受章の思いを語った。彼は、旅した北部の町ロヴァニエミで出合った1着のコートに一目惚れし、衝動買いをして旅の予算の75%を使い果たしたそうだ。「ホテルのオーナーには食事を、バーではお酒をご馳走になり、フィンランド人の優しさに触れる旅になった。そして、そのコートがテキスタイルを作るきっかけになった」と皆川。その旅からフィンランドとのつながりが生まれ、「ミナ ペルホネン」が誕生した。ブランド名のミナは、フィンランド語で私、ペルホネンは蝶のこと。彼は「フィンランドは暮らしをデザインする豊かさが体現された場所。これからもフィンランドに根付く文化への尊敬と共感の思いを持ち続けて、独自のもの作りやデザインで貢献していきたい」と語った。皆川が約40年前に旅したフィンランドで出合った人々と文化、そして、1着のコートが「ミナ ペルホネン」というブランドの礎になり、大きな実を結んだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2026-27年秋冬メンズコレ特集Vol.1   時代を超えて愛される服の価値とは

2月2月号の「WWDJAPAN」では、1月の2026-27年秋冬メンズ・ファッション・ウイークを速報します。当号では“BUILT TO LAST 時代を超えて、愛される服 ”というタグラインを掲げ、単なる流行の消費ではなく、着る人の人生に寄り添い、時間の経過とともに価値を深めていく服のあり方について考えます。最大のトピックスは、37年にわたり「エルメス」のメンズを牽引してきたヴェロニク・ニシャニア…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。