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ユニクロ4月度、寒の戻りで1.3%減 月末からの大型連休は「順調な売れ行き」

専門店チェーン、セレクトショップの2025年4月度売上高(既存店ベース)は、月前半に気温が再び下がったことで、夏物の動きが鈍く、前年実績を下回ったという声が多い。

国内ユニクロの売上高は前年同月比1.3%減。「月の前半の気温が下がって夏物の動きが鈍った」と広報担当者。また、前年が一昨年に対し18.9%と大きく伸ばしていたことも伸び悩みにつながった。好調商品はウィメンズがニットポロ、ジャージーのバレルレッグパンツ、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボラインのストレートジーンズなど。メンズは「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」のスエットやカジュアルアウター、EZYジーンズ、ギアパンツなど。下旬からの大型連休期間は「気温も上昇し、順調」。

良品計画の「無印良品」は同9.8%増だったが、衣服・雑貨カテゴリーは同0.8%減。「3月まで実施した“無印良品週間”終了後の反動減は限定的だった」(発表資料から)。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」(3月21日〜4月20日)は同1.8%増と微増。「婦人のニット類が低気温の中で順調だった」(発表資料から)。

アダストリアは同5.0%減。「低気温で夏物は主力のカットソーを中心に販売が奮わず、春物については値下げ販売を行った」(発表資料から)。

ユナイテッドアローズは同2.6%増。「低気温で初夏物のカジュアル軽衣料は鈍かったが、メンズはジャケット、スーツ、ウィメンズはジャケット、パンツが好調に推移した」。

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