情報筋によれば、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は新たにクリエイティブの指揮を執る人物の有力候補として、2018年から同ブランドでウィメンズを手掛けるデザイナーのジュリアン・クラウスナー(Julian Klausner)を選定したようだ。
ブランドの創業者であり、40年近くクリエイションを率いてきたドリス・ヴァン・ノッテンは6月に退任。その際、ドリスは「ブランドのストーリーを引き継ぐデザイナーはいずれ発表する」としていた。
前述の情報筋によると、同ブランドは数カ月にわたり欧州のさまざまなブランドのクリエイティブ部門における“2番手”を中心にインタビューを進めていたが、最近それを中止したという。昇格のタイミングや正式な肩書き、職務の範囲などの詳細は明らかになっていない。
米「WWD」の取材に対し、「ドリス ヴァン ノッテン」の広報担当者はコメントを差し控えるとした。
なお、9月に披露した25年春夏ウィメンズに続き、25-26年秋冬メンズ・コレクションもデザインチームが担当すると見られている。