ビジネス
特集 信頼を勝ち取る27メディアのナンバーワン! 第5回 / 全7回

今、このメディアが面白い!5選 専門性を武器に独自路線を開拓【2/2】

有料会員限定記事

今、このメディアが面白い!5選 専門性を武器に独自路線を開拓【2/2】

大手メディアが事業や取り扱う分野を広げる一方で、特定のジャンルに焦点を当て、深く掘り下げたコンテンツを作り続ける新興メディアもある。紙面、ウェブ、動画と発信スタイルはさまざまだが、「コレについて発信したい」という作り手の偏愛は、メディアに自然と個性を宿す。これからの飛躍が楽しみな5媒体を紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2024年11月25日号からの抜粋です)

3. reShine
リシャイン

“アラカン”女性の再スタートを応援

小学館が6月に創刊した「リシャイン(reShine)」のネーミングの由来は、“再び輝く”を意味する造語だ。同誌は60代前後の“アラカン”女性向けの雑誌で、“再び自分らしい人生を送るための生活のヒント”を年に2〜3回刊行のペースで届ける。矢島礼子編集長は、「60代は、子育てや仕事がひと段落し、もう一度自分に時間を投資できるようになる時期。20代の頃のようにファッション雑誌をめくって心をときめかせる時間を取り戻せるのではないか」と話す。

コンテンツディレクターには、「レイ(Ray)」や「ミーナ(mina)」「ジンジャー(GINGER)」で編集長を歴任し、現在はフリーランスのメディアディレクターの片山裕美を起用した。現在のアラカン女性はバブルを経験しており、自分に投資する楽しさを知っているはず―。そう分析し、ターゲットと同年代で、女性誌で腕を磨いた片山に紙面作りを託した。落ちついたムードになりがちなシニア誌の印象を変えようと、良い意味でミーハー感をもたせる。創刊号のカバーには高嶋ちさ子を、12月に発売する冬号では飯島直子を起用している。

この続きを読むには…
残り1891⽂字, 画像10枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

ビジネスの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

アパレル業界“裏方”の進化に迫る 「OEM・ODM特集」

アパレルは、彼らをなくして語れないー。そう言い切れるほど、企画・生産において重要な働きをするのがOEM(相手先ブランドの生産)とODM(相手先ブランドの企画・生産)の事業者たちです。繊維商社が巨大プレーヤーとして君臨しながら、中小の専門企業も独自の存在価値を発揮し、生き残っています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。