ファッション

「ルイ・ヴィトン」が広告キャンペーンにフェデラーとナダルを起用 イタリアの雪山をバックに

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、コア・バリュー広告キャンペーンに、テニス選手のロジャー・フェデラー(Roger Federer)とラファエル・ナダル(Rafael Nadal)を起用した。

同キャンペーンは、“語り継がれる旅がある。ドロミテ、イタリア。”をキャッチコピーとし、共にモノグラムを配したバックパックを背負い、イタリアのドロミテ山脈を登る両氏を、フォトグラファーのアニー・リボヴィッツ(Annie Leibovitz)が撮影した。

ナダルはキャンペーンについて、「これまでどれだけ多くのアイコン的な人物がこの広告キャンペーンに登場してきたかを知っている。だからこそそこに参加すること、特にロジャーと一緒というのは個人的にとても誇りに思う。彼は私にとって最大のライバルであり続けながらも、今では親友だからだ。キャリアにおいて夢見た以上のことを成し遂げた私からすれば、結局のところ、人間というレガシーにこそ最も大切な価値がある」とコメント。

またフェデラーは、「ラファと一緒にこの広告キャンペーンに登場することは、唯一無二の機会。あれほどのライバル同士だった私たちが、キャリアの最後にこの広告キャンペーンで共演するなんて、とてもクールだ。そして私たちが今いる山々の頂上という場所が、すべてを表している。私たちにとっては意味深く、特別なもの」と述べている。

ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)「ルイ・ヴィトン」会長兼最高経営責任者(CEO)は両氏の起用について、「アントワン・アルノー(Antoine Arnault)と共に最初のコア・バリュー広告キャンペーンを立ち上げてから17年になるが、このアイコニックなシリーズを復活させることができて光栄だ。コア・バリュー広告キャンペーンの各章は、旅や類い稀な人々とのコラボレーション、伝承といった物理的かつ精神的な『ルイ・ヴィトン』のレガシーを讃えるもの。ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルという、インスピレーション溢れるアスリートかつ戦友、そしてそのスポーツ人生において鍛錬と卓越性を証明した2 人とこの新たなストーリーに携われたのは実に素晴らしいこと」と語った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。