空山はファッション業界で協業が絶えない人物であり、「ステラ マッカートニー」も今回が初めての空山とのコラボではない。“未来への意思を指し示す設計図”として、AからZの頭文字から始まる26の言葉で構成したマニフェスト“A to Z”を20年に発表した際には、アートワークの制作を空山に依頼したほか、同作をグラフィックデザインとしてあしらったシリアルナンバー入りの限定Tシャツを発売した。ステラ・マッカートニーは大の空山ファンであり、数十年来の友人という。空山は「学生時代に僕の作品集を見てから、ずっと興味を持ってくれているみたい。僕は彼女にとってノスタルジックな記憶を思い起こさせる存在なのかもしれない」と話す。
会場1階では2点の作品を飾った。(Leonardo da Vinci)の人体図風グラフィックと、シルバーとレッドのメタリックなイチゴが並んだ絵画だ。ステラ本人をイメージしたというダ・ヴィンチ風作品について、空山は「少しセクシーに描きすぎた(笑)」とはにかんだ。実は、ステラから直々に「人体図の顔を私のものに変えた絵にしてほしい」と要望があったことで実現した作品という。
2月2月号の「WWDJAPAN」では、1月の2026-27年秋冬メンズ・ファッション・ウイークを速報します。当号では“BUILT TO LAST 時代を超えて、愛される服 ”というタグラインを掲げ、単なる流行の消費ではなく、着る人の人生に寄り添い、時間の経過とともに価値を深めていく服のあり方について考えます。最大のトピックスは、37年にわたり「エルメス」のメンズを牽引してきたヴェロニク・ニシャニア…