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「無印良品 銀座」が開業4年半でリニューアル踏み切り 食強化で国内客にアピール

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良品計画は、2019年に開業した東京・銀座の世界旗艦店「無印良品 銀座」を、9月29日にリニューアルオープンした。「衣食住の中でも一番の基本」(成川卓也店長)であり、集客につながりやすい“食”に改めてフォーカスし、食物販やレストランを刷新。同時に、22年秋冬から大改革中の衣料品でも、売り場の構成や見せ方を変更している。訪日客の急回復によりキャリーケースなどがけん引、現在の同店の売り上げは19年実績も上回って「絶好調」だが、“食”の打ち出しによって改めて国内客にもアピールする。リニューアル後の目標は、客数が従来の20%増、物販売り上げで10%増という。

開業から4年半という短期間でのリニューアルに至った理由はいくつかあるが、大きいのは衣料品のフロア構成だ。開業時は衣料品で男女兼用商品を打ち出し、売り場も2階をメンズ&ウィメンズとしていたが、男女兼用商品は客の支持を得られず衣料品不振につながった。現在は男女別の企画に戻しており、「商品が男女別になったのに、売り場が一緒では販売が難しい」ことから、リニューアルで2階をウィメンズ、3階をメンズに変更した。また、「日用品が拡大していることで、その売り場を拡げる必要もあった」ため、4階にあった「MUJI BOOKS」を6階に移している。

デパ地下とはキュレーションで差別化

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