
「無印良品」を展開する良品計画は8月中旬から順次、「MUJIラボ(MUJI LABO)」の2026年秋冬シーズンアイテムを「無印良品」の一部店舗および公式ネットストアで発売する。「MUJIラボ」は、無印良品が考えるこれからの暮らしのために衣服研究を行うラインだ。同シーズンでは、自然由来の素材や再生素材、地域や産業に受け継がれてきた技術に着目した。
限りある資源の有効活用や産地・技術の継承につなげるものづくり
今回は、機能性と自然な風合いを兼ね備えた形状記憶素材“シェイプメモリー”、綿花の副産物から生まれる再生繊維“キュプラ”や、アンデス高地で育まれた天然素材“リャマ”、回収したカシミヤ製品や再生工程で発生した端材を有効活用した“再生カシミヤ”を採用。それぞれの素材が持つ特性や背景を生かし、日常着としての着心地と機能性を追求した。
日常に寄り添う機能性と自然な風合いの“シェイプメモリー”
形状記憶性のあるポリエステル糸を使用した素材のシェイプメモリーは、折れじわがついても戻りやすく軽量で扱いやすいほか、生地にしわ加工を施すことで天然素材のような表情を持たせ、撥水加工によって軽い雨にも対応する。メンスでは“タフタジャケット”(1万2900円)、“タフタステンカラーコート”(1万5900円)、“タフタイージーパンツ”(7990円)など、ウィメンズでは“タフタジャケット”(9990円)などをラインアップする。いずれも8月中旬に発売する。
綿花の副産物から生まれた再生繊維“キュプラ”
キュプラは、綿花の種の周りに付着する産毛“コットンリンター”を原料とした再生セルロース繊維だ。未利用資源に新たな価値を与える素材であり、吸放湿性に優れ、なめらかな風合いと自然な落ち感が特徴だ。「MUJIラボ」では、レーヨンと組み合わせることで、ビンテージ感のある表情とやわらかい着心地を実現した。メンズでは“オープンカラー半袖シャツ”(7990円)、“オープンカラー長袖シャツ”(9990円)、“イージーテーパードパンツ”(9990円)など、ウィメンズからは“七分袖シャツ”(7990円)、“ノースリーブワンピース”(9990円)、“ラップスカート”(7990円)をそろえる。同シリーズは、現在全て発売中だ。
南米アンデスが育んだ天然素材“リャマ”
リャマはボリビアなどアンデス高地で育つラクダ科の動物だ。やわらかい産毛は保温性に優れ、軽く、毛玉ができにくい。今回のコレクションでは、リャマ本来の豊かな毛色も活かした。8月中旬にはウィメンズの“ハイゲージヘンリーネックセーター”(7990円)と“ボレロ”(7990円)、10月上旬には、ウィメンズの“リャマ混ローゲージクルーネックセーター”(1万2900円)と“リャマ混ローケージロングカーディガン”(1万4900円)を用意する。
限りある資源を有効活用した“再生カシミヤ”
再生カシミヤは、生産工程で発生した端材や回収したカシミヤ製品を再び繊維へ戻し、新たな糸として再構成した素材だ。カシミヤが持つやわらかな肌触りや保温性を活かしながら、限りある資源を有効活用している。メンズは“イージーパンツ”(1万4900円)、“二重織りステンカラーコート”(3万4900円)、“テーラードジャケット”(2万4900円)など、ウィメンズからは“テーパードパンツ”(1万4900円)、“ノーカラージャケット”(2万4900円)などを用意する。いずれも10月上旬に発売する。