ビューティ

ファーフェッチが8月末でビューティ事業から撤退か 複数の情報筋が伝える

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ラグジュアリーECなどを手掛けるファーフェッチ(FARFETCH)がビューティ事業を縮小することが分かった。複数の業界関係者によると今月末の終了を予定しているが、同社はこれについてコメントしていない。昨年2月に買収したビューティECのヴァイオレット グレー(VIOLET GREY)や傘下の英老舗セレクトショップ、ブラウンズ(BROWNS)のビューティ事業は継続するという。

ファーフェッチは、ビューティ事業から撤退する最新のファッション・プラットフォームとなる。先立つ3月にはラグジュアリーブランドの中古品を扱う会員制ECサイトを運営するザ・リアルリアル(THE REALREAL)が委託販売ビジネスに改めて注力し、ビューティを含むダイレクトビジネスからリソースをシフトすると発表していた。ある業界筋は「これらのプラットフォームやマーケットプレイスブランドの多くがビューティを取り込もうとしているが、ビューティ事業の運営の難しさを思い知っている。結局のところ、ファッション業界とビューティ業界のやり方は全く違うのだ」と語る。

100以上のプレステージブランドを網羅するも1年で撤退

英国を拠点とするファーフェッチは昨年4月、100以上のプレステージブランドを取りそろえ、ビューティ市場に参入した。同社は性別にとらわれない品ぞろえで差別化を図る "Beauty Beyond Boundaries "と名付けたアプローチにより、小売りの常識を塗り替えることを目指した。情報筋によるとファーフェッチは7月、同社のプラットフォームで取り扱うビューティブランドに連絡を取り、委託販売する在庫の返品またはヴァイオレット グレーでの販売への切り替えを打診したという。ビューティ市場への参入から1年で、コアビジネスであるファッションにリソースを再配分することを選択した。

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