ファッション

「ルメール」がドーバー ギンザでポップアップ 伝統的な“木組み”技法の空間

ルメール(LEMAIRE)」は8月3日から、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で再びポップアップストアをオープンする。「ルメール」がポップアップスペースを設けるのは2020年4月のポップアップに続き今回が2回目になる。

7月末に「ルメール」は期間限定店舗として構えていた青山のスクワット(SKWAT)からドーバー ストリート マーケット ギンザに場所を移す。新たなスペースのデザインには、青山と銀座、2カ所の一貫性を保つため、スクワットのコーナーも手掛けたデザイン事務所ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)の協力を得て、「ルメール」チームが開発した展示構造と同様のものを銀座でも再利用する。

インスタレーションに使用される木材は、築100年の伝統的な日本家の骨組みを大阪から運び、再利用し、接着剤もネジも釘も必要としない伝統的な“木組み”技法を用いて組み立てている。

余分なものを削ぎ落としたアプローチは、23年秋冬コレクションから展開する「ルメール」のワードローブが表現するシンプリシティーを想起させる。また、アウト オブ ミュージアム(OUT OF MUSEUM)を招いてファウンド・オブジェやアート作品で空間を彩る。アウト オブ ミュージアムは創業者の小林眞氏が世界中から集めたユニークでエクレクティックな雑貨が並ぶ東京・羽根木にあるストア・アトリエだ。

「ルメール」は1991年に設立されたクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)とサラ・リン・トラン(Sarah-Linh Tran)が率いるインディペンデントブランド。

◾️ルメール at ドーバー ストリート マーケット ギンザ
期間:8月3日から
時間:11時〜20時
場所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館

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