ビューティ

宮永えいとの「レタッチ」からヘア&スカルプケアシリーズが登場 カスタマイズ&サブスクで男性の悩みに寄り添う

 現役美容師で人気ユーチューバーの宮永えいとCiiK代表がプロデュースする身だしなみブランド「レタッチ(RETOUCH)」は、ヘア&スカルプケアシリーズ“レタッチ ユー(RETOUCH YOU)”を立ち上げ、シャンプー・トリートメント(全5種、各税込3300円)を10月25日に発売する。販売は公式ECサイトで行う。

 “レタッチ ユー”は人によって異なる毛髪や頭皮の悩みを、プロダクトの組み合わせをカスタマイズすることで解決に導く、カスタマイズシャンプー&トリートメント。シャンプーは、乾燥した頭皮や髪に潤いを与える“モイスト”、髪にハリコシを与え頭皮の潤いバランスを整える“バウンス”、頭皮のベタつきを抑えさらさらな髪を目指す“クリア”の3種をラインアップする。トリートメントは、ダメージを補修しまとまりのある柔らかな質感を与える“スムース”、髪にさらさら感を与え頭皮にも優しい“スパ”の2種をそろえる。

 公式ブランドサイトには、ウェブ診断システムを導入。ユーザーは全12の質問に答えることで、6000以上のカウンセリングパターンから自分に合ったシャンプー・トリートメントの組み合わせを見つけることができる。診断結果には、「現在の毛髪・頭皮の状態」、研究員からの「シャンプー選びのアドバイス」、スタイリストからの「スタイリングのアドバイス」も表示される。なお、シャンプー・トリートメントのセットが10%オフの税込5940円で、30日に1度届く定期購入プランも用意し、男性の継続的なヘア&スカルプケアをサポートする。

 宮永CiiK代表は、“レタッチ ユー”の発売に至るまで、1年半もの歳月がかかったと振り返る。企画は男性の洗髪、つまりはシャンプー習慣における課題を見つけるところからスタート。自身のフォロワーやインフルエンサー、美容師の協力を得て、髪や頭皮の悩みにまつわるアンケート調査を重ねた。

 「想定していた頭皮の臭いやフケといった悩みだけでなく、意外にもうねりやくせなど髪の毛にまつわる悩みもあることが分かった。背景には長さのあるスタイルを選ぶ人が増えていることや、きれいな髪でいた方が“映える”スタイルが増えているから、男性にもヘアケアが必要になっていると分析している。そもそもスカルプケアの文脈は男性市場には根付いているが、10年前、20年前には顕在化していなかった男性のヘアケアへのニーズが高まっていることが分かった」(宮永CiiK代表)。こういったことから、ヘアケアもスカルプケアも、どちらもかなう設計を検討。1種類ではあらゆる毛髪や頭皮の悩みをカバーできないと、全5種類の展開を決定した。

 さらに男性の「プロダクト選びが難しい」という声や、おすすめされるとプロダクトの購入に至る男性顧客が多いという美容師経験から、ウェブ診断の制作を決定。6000パターンにものぼるカウンセリングパターンの組み合わせを1つ1つ導き出し、精度を磨いた。「せっかく良いものを1度購入しても、美容室に行かないと購入できないとなると、リピートにつながらない。せっかく納得いくものをお金をかけて購入したのなら、離脱してしまうのはもったいないと思い、定期購入を導入した。自分に合うシャンプー・トリートメントを使い続けたら毎日のヘアケアやスタイリングがグッと楽しくなる」とヘアケア&スカルプケアの習慣化を伴走するために導入した定期購入プランへの思いも語る。

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