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三陽商会「エコアルフ」、渋谷に再出店 Z世代を取り込む

 三陽商会の「エコアルフ(ECOALF)」は17日、渋谷スクランブルスクエア7階に新店をオープンする。

 「エコアルフ」は廃棄ペットボトルや漁網などを再利用したウエアや雑貨を展開するスペイン発のブランド。三陽商会は同ブランドをグローバル展開するエコアルフ リサイクルド ファブリックスと合弁会社を設立し、2020年から国内展開している。

 渋谷の新店では20代の獲得に力を入れる。ブランドのメイン商品であるスニーカーを前面に打ち出し、定番から新作まで約50型をラインアップする。またオープンに合わせて日本限定企画商品のブルゾンやTシャツを用意した。「今後も渋谷店限定商品などの企画を検討していきたい」(下川雅敏・事業本部コーポレートブランドビジネス部 エコアルフ課 課長)。

 ブランドの売り上げの約4割はEC。リアル店舗はブランドの思想や世界観を伝える拠点としての役割を担う。渋谷店は廃棄ペットボトルによるインスタレーションや、再利用した什器・内装などで世界観を訴える。国内では現在、玉川高島屋S・Cと阪神梅田本店に店舗があり、30-40代の顧客獲得に一定の手応えを得ている。

 渋谷には20年3月にキャットストリート沿いに路面店を置いたが、約1年で閉店した。2階に設けた多目的スペースでサステナビリティをテーマにした体験イベントや講座などを構想していたが、コロナ禍で実施が困難となり、撤退して店舗コンセプトを見直した。渋谷への再出店により、「環境配慮意識の高いZ世代の取り込み、さらに認知を広げていく」。