ファッション

LVMHアルノー会長の23歳の末息子、「ルイ・ヴィトン」ウォッチ部門のディレクターとして入社

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)の末息子であるジャン・アルノー(Jean Arnault)が、2021年8月にルイ・ヴィトンのウォッチ部門マーケティングおよびプロダクト・ディベロップメント・ディレクターに就任していたことが分かった。

 直属の上司となるキャサリン・ラカーズ(Catherine Lacaze)=ルイ・ヴィトン ウォッチ&ジュエリー・ディレクターは、社内向けの文書で、「ジャンは『ルイ・ヴィトン』シャンゼリゼ店と本社のウォッチ&ジュエリー部門での経験を経て、正式にわれわれのチームに加わる。就任以降は、経営戦略の策定や製品開発、小売りの指揮など、バリューチェーン全体の運営に携わっていく」と述べている。同文書によれば、ジャンはLVMH傘下の時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」の研究施設でウォッチ製造の知識を養ったという。

 ジャンは1998年生まれの23歳。パリの有名私立校サン・ルイ・ドゥ・ゴンザーグ(Saint-Louis-de-Gonzague)のカレッジを優れた成績で卒業し、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)の大学院で機械工学を学んだ。その後、米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)で数理ファイナンスの修士号を取得。ビジネス特化型SNS「リンクトイン(LinkedIn)」のプロフィールには、投資会社モルガン・スタンレー(MORGAN STANLEY)、F1のマクラーレン・レーシング(McLaren Racing)、「ルイ・ヴィトン」などでインターンとして経験を積んだことが記載されている。

 アルノーLVMH会長兼CEOには5人の子どもがいるが、これで全員がグループ内で要職に就いたことになる。長男のアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ(BERLUTI)CEO兼ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)会長は2018年6月、LVMHのヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージに就任。長女でルイ・ヴィトンのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるデルフィーヌ(Delphine Arnault)は、19年1月にLVMHの執行委員会のメンバーとなった。次男でリモワ(RIMOWA)のCEOを務めるアレクサンドル(Alexandre Arnault)は、21年にLVMHの傘下となったティファニー(TIFFANY & CO.)で新体制が発足した際、同社のプロダクトおよびコミュニケーション部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデントに就任した。三男のフレデリック(Frederic Arnault)は、20年6月にタグ・ホイヤーのCEOとなっている。

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