ファッション

Z世代のリアルな消費トレンド 大学生のお気に入りアイテム13選〜青山学院大学編〜

 「WWDJAPAN」は、ファッションサークルを運営する現役大学生とタッグを結成。環境意識や社会への関心が比較的高いといわれるZ世代のリアルをお届けする。まずはZ世代のお気に入りアイテムを調査。「何を考えてモノを買っているのか?」や「モノを買うときの優先順位は?」「そもそもモノ、買うの?」と疑問だらけの業界人は必読だ。

 今回紹介するのは、青山学院大学のAoyama Fashion Associationで活動するメンバー13人のベストアイテム。2018年に設立し、あらゆるブランドやデザイナー、アーティストから刺激を受けながら本格的なデザイン活動や撮影、イベント企画を行っている。メンバーそれぞれがベストアイテムのお気に入りポイントを紹介し、着回しも一緒にお届けする。

長く大切に着たいと思える洋服をコツコツ集める

 「ミューラル(MURRAL)」のシアートップスを前シーズンに買い逃してしまった苦い思い出があるので、今回は早めにゲットしました。普段から白黒に偏りがちなのですが、派手すぎないのにきちんと主張する絶妙な色味とシアーな生地の軽やかさに惹かれてオンラインサイトのプレオーダーで購入。後ろにファスナーが付いているので、着脱時のストレスが軽減されているのも嬉しいポイントです。1枚でも着られるし、ワンピースやシャツの中に仕込んでも可愛いので、真夏以外は年中着られそうなのも良い!長く大切に着たいと思える洋服をコツコツ集めていきたいです。(伊東小町)

個性を表す強い味方「フューシャピンク」

 殻を破り、自分自身のファッションにおける個性を表に出したく、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」のカジュアルスーツを購入しました。パンツ、ジャケット共にフューシャピンク一色なので、セットアップで着ると統一感が出て、派手目のインナーやアクセサリー、パンツと合わせてもカラーの主張を残せます。これを着てから派手なカラーのカッコよさと、自信によるパワーを実感。フォーマルでもカジュアルでも色々な組み合わせができて、自分のファッションを楽しませてくる最高にお気に入りのアイテムです。(岸海星)

エディ・スリマンの大ファンで「セリーヌ」に大注目!!

 エディ・スリマン(Hedi Slimane)アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターらしさを表すグランジ、ロック、ストリート要素が詰まった「セリーヌ(CELINE)」2021年春夏コレクションのダメージジーンズがお気に入り。グランジ感やダメージの“荒らっぽさ”があるのに、スリムなシルエットが絶妙に上品さを保っていて、古着のトップスやシャツ、ジャケットなどとスタイリングしやすいです。エディ・スリマンのファンで、2000年代の「ディオール オム(DIOR HOMME)」のスタイルなどが好きなので、「セリーヌ」に注目しています。約10年前の「ディオール オム」のアイテムも、デザインや質は色褪せず綺麗な状態。物理的にも長年使えるので、究極のサステナブルだと感じます。(久野鼓太郎)

“同い年”のジーンズは一生を共にする仲間

 最近購入した「リーバイス(LEVI'S)」の501は、一生を共にするパートナーです。というのもこのジーンズは、自分の誕生日と同じ2002年1月生まれ。お互い生まれてから同じ惑星で同じ時間を過ごしていると思うと、見つけた瞬間から愛が止まらない。よく1人で眺めながらニヤニヤしちゃいます(笑)。洋服長くを着ようとする上で、デザインはもちろん背景や歴史に魅力を感じることは、自分にとって大切なこと。サステナブルでもありますし、一生を共にする愛せる仲間ができた気がしてとても気に入っています。(武内海斗)

王道の白Tはシンプルさとロゴに一目惚れ

 普段使いがしやすい白Tを求めていたところ、パルコで「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」のロゴが入っているシンプルなTシャツに出合えました。数ある白Tの中でも、ワンポイントのハートのエースが決め手でゲット。ジャケットの下に着るとチラッと見えてキュートです。モデルのkoki.が同ブランドのセーターを着ていたのをきっかけに注目していました。(高橋果鈴)

高くても、「良いものだから大切に長く着たい!」がモットー

 いつもはボーイッシュな服を着ることが多いけれど、大人でいつもとは違う自分になりたくて、「サトル ササキ(SATORU SASAKI)」のコーデュロイのシャツワンピースをチョイスしました!デザイナーズブランドは高いけれど、良いものだから大切に長く着たい、というのがモットーです。この服で今持っている服とどんなコーディネートができるかを考えながら買い物をするのが大好きな時間。今回選んだシャツワンピはサラッと1枚で着てもバッチリ決まるところがヒットです。下にスカートを合わせてキュートな雰囲気にしたり、パンツにしてクールに決めたりすることもできる万能さが気に入っています。(小川はる)

古着屋のハードルをアイテムの可愛さで克服

 モノトーンでシンプルなアイテムをファストファッションから購入することが多いですが、個性的で他と被らないリーズナブルなアイテムを求めて古着に挑戦。給料日に「今日こそはいいものと出合いたい!」と意気込んで、最初に入ったお店でまさかの一目惚れ。「オールドハニー(OLD HONEY)」の半そでシャツは、生地が縫い途中であったり、紐が複数ついていたりと遊び心が盛りだくさん。リボンを前で作ったり後ろで作ったり、作らなかったりと、これだけでもさまざまな着こなしが楽しめます。この服に出合えて、服作りに決まりはないし、着方も自分次第ということを知ることができました。黒に近い紺色なので着回しがしやすく、今期で一番買ってよかったと思える服です。(狩野陽香)

モードの中にストリートの要素を取り入れるのがお気に入り

 手がプリントしてある「エミッション(EMISSION)」のオックスフォードシャツが今一番好き。元々ストリートファッションが好きなので、モードの中にストリートの要素を入れたりして着るのがお気に入りです。「エミッション」はストリートブランドなので、モード風にコーデしてみました。ブランド全体はモノトーンを基本にしていますが、モノクロを極限まで追求した斬新かつシンプルなデザインに惹かれます。服だけでなくアクセサリーなどにも注目しています。(小藤田巧)

「アメリ ビンテージ」の絶妙なグリーンに胸キュン

 「アメリ ビンテージ(AMERI VINTAGE)」で絶妙なグリーンに惹かれて購入しました。ハイウエストで、タックが入っているため、脚を長く見せてくれて重宝しています。シャツやベストと合わせればキレイ目に、Tシャツなどと合わせるとカジュアルにと、何にでも合わせやすく、幅広いコーデが組めるのでとてもお気に入りです。(渡部紗也加)

「ユニクロ」のシンプルなアイテムは刺繍を加えてオンリーワンに

 「ユニクロ(UNIQLO)」のシンプルな黒のTシャツは、生地感が好みで購入しました。無地なので、趣味の刺しゅうでアクセントを付けてアレンジ。着飾ることが難しい夏服でも、刺しゅうのワンポイントがあることで可愛さが増してコーデを組むのが楽しくなりました。胸元にアレンジを加えたので、ジャケットを羽織っても存在感は抜群。上品さを出す黒のコーデでも刺しゅうやアクセサリーを用いてカジュアルに落とし込んで着るのがお気に入りです。(梅原路旦)

夏でも素材で遊ぶ!今夏はコーデュロイに挑戦

 モノトーンの服が基本多く、パンツは黒のスラックスやジーンズ、スカートも黒が多いのですが、オールホワイトにハマりオールシーズン使えるコーデュロイパンツをゲットしました。青山にある「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」で購入。少しダボっとしていて、ロゴが全体的に刺繍されているところに惹かれました。特に夏はシンプルなコーデになりがちなので、素材が少し違うだけでもポイントになると思います。冬になったら、また違う着こなしをしたいです。(安井七海)

友人のお母さんからの頂き物を自分流に着こなす

 ワンピースとしても着られる白のシャツが欲しいと思っていた矢先に、友人のお母さんからたまたま「レイ ビームス(RAY BEAMS)」の白シャツをいただきました。胸元のデザインと、両サイドの短めのスリットが可愛いくて愛用中です!少し長めの襟なしシャツなので、ワンピースのようにして一枚で着たり、下にパンツやスカートを合わせたり、何通りもの組み合わせで着ています。生地も薄めで、季節に関係なく着られるのもお気に入り!襟がないためカジュアルに着たり、シャツなのでフォーマルなシーンで着たりして楽しんでいます。(樋口典奈)

古着の無限大の可能性が面白い!!

 ジーンズの定番、「リーバイス」は背の低い私もスタイルアップが図り易くて重宝しています。フォーマルな場では敬遠されがちですが、日常の中では使いやすい。かつて女性の着用が懸念されていた歴史も含めて愛しいです。暗い背景を持ちつつも長年の歴史を誇るジーンズをこれからも履き倒したいです。かつて何人もの人に愛されてきた古着達を着ることは環境にも配慮しています。古着に含まれる可能性や思いは計り知れず、そこに面白さを見出しています。(鈴木舞音)


 9月20日発売の「WWDJAPAN」は、ファッション系サークルを持つ4つの学生団体の声に耳を傾け、Z世代のファッションとサステナビリティに対する意識や考えを調査。Z世代とのコミュニケーション方法を模索する業界人は必読だ。

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