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アイウエアの「ワービー パーカー」がIPO準備 財務資料を初公開

 2010年創業のアイウエアブランド「ワービー パーカー(WARBY PARKER)」がIPO(新規上場)に向けて米国証券取引委員会に財務諸表などの資料を提出した。同資料によると、18年の売上高は2億7300万ドル(約297億円)、19年が3億7000万ドル(約403億円)、20年が3億9400万ドル(約429億円)と推移している。他方、18年の純損失は2300万ドル(約25億円)、19年は前年から横ばいに推移し、20年は5600万ドル(約61億円)の損失を計上している。21年1~6月期は730万ドル(約7億9500万円)の損失を計上している。

 同社は今回の株式公開で、190万株以上のクラスA普通株式(1株あたり6.11ドル、約665円)と280万株以上のクラスB普通株式(1株あたり2.27ドル、約247円)を発行する予定だという。

 創業以来、同社は5億ドル(約545億円)に上る資金調達を実施してきた。そのうち20年にシリーズGラウンドで資金調達を行った際には、企業価値が30億ドル(約3270億円)と算定されたという。

 「ワービー パーカー」は21年6月末日時点で145店舗を運営し、従業員数は3000人を擁するD2Cの眼鏡ブランド。自宅で眼鏡を5本まで無料で試すことができ、気に入ったものがあればECで購入するというシステムと、豊富な種類、買いやすい値段で人気となった。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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