ファッション

ストライプから「サステナビリティ」を掲げるEC専業新ブランド SNSの「ノート」で背景を深掘り

 ストライプインターナショナルはEC専売の新ブランド「スラー(SLURR)」を2021年2月にスタートする。ターゲットは20代のトレンドに敏感な女性。フェミニンなテイストのアパレルを主軸にしながら、サステナビリティをキーワードに、再生素材を使った商品や環境配慮型の施策などで訴求する。文章主体のSNS「ノート(NOTE)」で生産背景にある環境配慮の取り組みなどを深掘りして伝え、ファンのエンゲージメントを高める。

企画は「イーハイフンワールドギャラリー(E HYPHEN WORLD GALLERY)」(7月にブランド終了)を手掛けた鈴木千裕氏が担当する。目指すのは「ユーザー参加型」のブランド。「これまで作り手がサステナビリティを意識していても、お客さまはあくまで値段や見た目のかわいさで商品を選んできたと思う」。そこで「商品の背景にも共感してもらえるブランドを作りたい」との思いから、4月ごろから準備を進めてきた。

デビューコレクションは74型。全体は淡いトーンのピンクやグリーンなどが多く、ギャザーやレースによる装飾で甘め・ガーリーな雰囲気。価格はアウターが5000円前後、ワンピースなどが4000円前後、トップス・ボトムスは2000〜3000円前後。再生ポリエステルを使用したニット(3634円)もラインナップに挿し込む。売り上げの一部を支援団体に寄付するカプセルコレクションも用意し、第一弾はキャラクターをモチーフにした雑貨類を販売して動物保護団体の支援に充てる。

SKUごとの初期の仕込みは100枚前後とし、売れ行きを見ながら都度追加発注を掛けることで、ロスのない生産体制の構築を目指す。ブランド発足に当たり、小回りの聞く生産体制を確保するため、これまで同社と取り引きのなかった2工場と新たに提携を結んだ。販路をECのみとすることで、比較的高くつきがちな再生原料の原価を吸収する。PRはインスタグラムと「ノート」の2軸。インスタではビジュアルを重視してファンを作り、アンケートで集めた意見を商品企画に反映する。

 「ゾゾタウン(ZOZO TOWN)」で2月3日から、同社EC「ストライプクラブ(STRIPE CLUB)」で2月10日から販売する。初年度売上高は3億円を目指す。

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