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「プーマ」がランニングの新ソールをMITと共同開発 泡状素材で衝撃を吸収

 「プーマ(PUMA)」は、米マサチューセッツ・工科大学(MIT)と共同開発した新ソール“ゼティック(XETIC)”を発表した。同素材を用いた新ランニングシューズ“カリブレート ランナー(CALIBRATE RUNNER)”を8月7日に発売する。価格は140ユーロ(約1万7500円)。ホワイトとブラックの2色を用意する。

 “ゼティック”は、オーセチック素材(Auxetic Materials)と呼ばれる泡状の素材を圧縮して硬質化させたソールで、着地時の衝撃を効率よく吸収する八の字型の空洞が特徴だ。運動力学を研究するMITのラボとともに何通りものデザインを考案し、コンピューターで衝撃吸収を実験。その結果をもとに最適な空洞デザインを採用した。

 オンライン発表会にはソール開発を手掛けたハイコ・デセンス(Heiko Desens)「プーマ」クリエイティブ・ディレクターとローマン・ジラード(Romain Girard)「プーマ」シニア ヘッド オブ イノベーションが登壇。デセンス氏はMITとの共同開発について、「最新のツールとソフトを使って納得のいくまで新素材を研究できた。かけがけのない経験だ」と振り返る。また、「ランニングだけでなく、日常のありとあらゆるシーンに対応する。ゆくゆくはトップランナー向けのシューズにも採用されるかもしれない」と展望する。

  “カリブレート ランナー”は、アッパーにフィット感のあるニット素材を採用。ホワイトは繊細なグラデーションとシルバーのコーティングでシンプルに仕上げ、ブラックは鮮やかなグリーンでアクセントを効かせた。ジラード氏は「ソールの機能はもちろん、洗練されたデザインも魅力。カジュアルからストリート、テック系のファッションまで幅広いスタイルになじむモデルだ」とデザイン面の魅力をアピールした。今後はレトロなランニングスニーカーをイメージしたマルチカラーのほか、ドイツのポルシェ・デザイン(Porsche Design)と協業したモデルも発売予定だ。

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