ファッション

「マリメッコ」の新クリエイティブ・ディレクターに前「ユニクロ」R&Dのレベッカ・ベイ

 フィンランド発のライフスタイルブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」が新クリエイティブ・ディレクターにデンマーク出身のレベッカ・ベイ(Rebekka Bay)を指名した。

 ベイは「コス(COS)」の立ち上げ時からクリエイティブ・ディレクターを務め、その後「ギャップ(GAP)」のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼クリエイティブ・ディレクター、「エバーレーン(EVERLANE)」のクリエイティブ責任者を歴任した。

 2017年から「ユニクロ(UNIQLO)」のニューヨークのリサーチ&デベロップメントセンターのクリエイティブ・ディレクターを務めていたが、現在は退社している。「マリメッコ」の取締役も17年から兼任していたがその役を降り、今年9月にクリエイティブ・ディレクターに就任する予定だ。

 ティーナ・アラフフタ・カスコ(Tiina Alahuhta-Kasko)=マリメッコ最高経営責任者(CEO)は彼女のアジアをはじめとする国際市場での経験を高く評価し、「クリエイティブなビジョンと商業的思考を持ち合わせたリーダーだ」と語った。

 ベイの就任後も、サトゥ・マーラネン(Satu Maaranen)はウエア、バッグ、アクセサリーのヘッド・デザイナーを引き続き務める。同様にミンナ・ケメル・クトゥボネン(Minna Kemell-Kutvonen)はプリントデザインおよびホームコレクションのディレクターを引き続き担当し、2人はベイの直属となる。

 「マリメッコ」はアラフフタ・カスコCEOの下、幅広い層にアピールできるより現代的な製品を生み出そうとしており、「ユニクロ」とのコラボラインも発表した。今回のベイの就任で国際市場での更さらなる知名度の向上を狙う。

MARIMEKKO x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。