ファッション

「ユニクロ」銀座新店の目玉は「セオリー」とのグループ内コラボ シックなデザインのワンピース充実

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、銀座の新グローバル旗艦店「ユニクロ トウキョウ」の6月19日の開業に合わせて、同じファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」とのコラボレーション商品「ユニクロ×セオリー」を販売する。世界的な建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)が内装を手掛ける同店が目指すのは、「高品質・高機能な商品をゆったり見せる、エレガントな店」(同店の総合・エグゼクティブ・ディレクターを務める佐藤可士和)。「セオリー」とのグループ内コラボで、都会的で洗練されたイメージを打ち出す。

 同コラボのウィメンズでは、ワンピースを打ち出す。光沢感のあるマーセライズコットンのサックワンピース(2990円)や、ボウタイやフロントスリットをポイントにしたワンピース(各4990円)など、3素材で4型を企画。シックで大人っぽいデザインがユニクロ価格でそろう。メンズは機能性素材“エアリズム”を使ったポロシャツ(1990円)や、「ユニクロ」の看板商品の一つである「感動パンツ」をベースにした「感動イージーパンツ」(3990円、ショーツは2990円)など。

 同コラボ商品の「ユニクロ トウキョウ」以外での取り扱いは、ウィメンズは自社EC、メンズはECと全国の「ユニクロ」店舗。

 ユニクロは今春、ファミリー層を主対象にした公園一体型の「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」、若者を主対象にカルチャー発信を強めた「ユニクロ原宿店」をオープンしている。それら2店と「ユニクロ トウキョウ」は“戦略3店舗”という位置づけ。国内に約820店を抱え、「国内の成長は頭打ち」とも言われることがある中で、各店舗ごとの個性を際立たせ、改めて「LifeWearやMADE FOR ALL(あらゆる人のための服)というブランドのビジョンを具現化し、伝えていく」(赤井田真希ユニクロ日本CEO)役割をこの3店舗が担う。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。