ビューティ

美容液を選ぶようにシャンプーやトリートメントを選ぶ 3000円の高価格帯ブランド「イネス」誕生

 花王は “スカルプ美容エキスパートケア”を提唱する新ブランド「イネス(INES)」を3月28日に発売する。顔と頭皮は一枚の皮膚であることから、顔と同じように特別なケアを提案。日々の外的要因によって変化する頭皮コンディションに合わせて選べる2種類のシャンプーと2種類のトリートメントをそろえる。これまで800円未満の低価格帯の製品をドラッグストアを中心に展開してきたが、ニーズの変化に対応した商品を開発。3000円の高価格帯で一部の販売店やオンラインショップで販売する。

 仲田実沙希・花王 ヘアケア事業部 ブランドマネジャーは、「ヘアケア市場では1400円以上のハイプレミアム価格商品が台頭し、気に入ったものや好きなものには対価を払うという自己投資を惜しまない人が増えている。また、ヘアケアのオンラインチャネルの構成比は拡大傾向にあり、オンラインでは平均単価が高く、メイク落としやボディーケアと同じ規模になっている。さらに2015年頃から男性用より女性用の頭皮ケア市場が拡大している」と、オンラインを中心に高価格帯のスカルプケア製品を打ち出した背景を語った。

 シャンプーは海塩スクラブが古い角質や皮脂などの毛穴まわりの老廃物まで取り除く「ジェントル スクラブ クレンズ」(400g、3000円※編集部調べ)と、頭皮のニオイのもととなる汗や皮脂を取り去る直接塗布タイプの「ハーバルジェル クレンズ」[医薬部外品](250mL、3000円※編集部調べ)をそろえる。

 トリートメントは乾燥してこわばった頭皮をゆっくりと解きほぐし柔らかにするクレイ美容成分配合の「タラソ スパ クリーム」(230g、3000円※編集部調べ)と、日中の汗や湿気を感じるたびにふわりと香る5種類の香りをアソートにした機能性アロマを配合の「ボタニカル アロマ」(40g×5種、3000円※編集部調べ)をラインアップする。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。