ファッション

アイコンバッグ“ザ・ポーチ”の新モデルも 「ボッテガ・ヴェネタ」2020年春夏バッグ&シューズ

 今、最も注目されているブランドを挙げるならば、ダニエル・リー(Daniel Lee)による「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」だろう。「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「セリーヌ(CELINE)」で経験を積んだリーのクリエイティブ・ディレクター就任から、ブランドイメージを大胆に刷新して若返りに成功。ファッション業界の発展に貢献した人物やビジネスを称える「ザ ファッション アワード 2019」では、ブランド・オブ・ザ・イヤーやデザイナー・オブ・ザ・イヤーを含むの4つの賞を受賞したのも大きな話題になった。20年春夏コレクションではブランドを象徴する “イントレチャート” (編み込み技法)の再解釈を続けているほか、アイコンバッグのクラッチバッグ“ザ・ポーチ”のストラップ付きが増えてバリエーションを広げている。

 リーの就任以来“イントレチャート”を巨大化させたデザインが増えたが、今季もプロポーションを変化させてギミックを加えている。ハンドバッグの"ザ・アルコ”は大容量で斜め掛けが可能なほどストラップを長くして登場させた。アイコンバッグの“ザ・ポーチ”は肩掛けができるストラップやチェーンがついた新モデルも仲間入り。また留め金にウッドを用いた新作のクラッチバッグや、石そのものをイメージしたバッグなど自然を感じさせるデザインもユニークだ。

 シューズではハイヒールのサンダルやパンプスが豊作だ。立体的なコイル状ストラップ付きのサンダルはパンツの上からストラップを足に巻きつけるスタイリング提案が斬新。ぷにぷにした柔らかい“イントレチャート”のヒールサンダルや、肌にフィットするソックス風のレザーパンプスなど、ハイヒールでありながらも柔らかな素材を用いてリラックスした雰囲気が漂う。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。