ビジネス

デサントが伊藤忠の発表に反論

 デサントは8日、同社にTOB(株式の公開買い付け)を実施している伊藤忠商事に対し、改めて反対を表明するとともに、伊藤忠が2月28日に発表したリリースへの反論を発表した。

 伊藤忠は2月28日のリリースでTOB開始後に4回行っていた両社首脳による話し合いを取り止めると発表。理由として、デサント幹部が報道機関を通じて伊藤忠を批判したり、事実と異なる発言を繰り返したりしたことに不信感を持ったと述べていた。またデサント側からTOB後の経営体制に関する方向性が提示されなかったとも主張していた。

 これに対し、デサントは「事実関係に反する」と反論。話し合いの中で伊藤忠が出した経営体制についての和解案がガバナンス(企業統治)の弱体化といったTOBへの懸念を払拭できるものではなかったため、受け入れられなかったという。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。