セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASEはこのほど、年間で優秀な成績を残した社員を表彰する社内イベント「トウキョウ ベースアワード」を開催した。年間7000万円以上を売り上げたスタッフに授与される「スーパースターセールス」をはじめ、ヒット商品を生み出した社内デザイナーに送る「ホームラン賞」、人材育成に寄与した社員に送る「タレント・デベロップメント・アワード」など、さまざまな賞で一年の成果をたたえた。
同社の19期のテーマ「加速」に合わせ、会場は東京・お台場のサーキット場。外部のイベント制作会社と組み、音楽や照明、大型スクリーンを使ったステージ演出でエンターテインメント性を高めた。

会は和太鼓パフォーマンスで始まった。続いて書道家がステージに立ち、「加速」の文字をダイナミックに書き上げた。 タレントのハリー杉山がMCを務め、各カテゴリーで受賞した社員の名前を一人ずつ読み上げ、社員は順にステージへ上がった。
年間売上1億円の「スリースター」を達成した滕力遠(とう・りきえん)さんはマイクを持ち、「昨年から星を一つ増やすことができてとてもうれしい。去年はめちゃくちゃ良い環境に恵まれ、あらためて英語も勉強した。お客さまが『買い物したい』と思った時に、最初に思い浮かぶ人になることを意識し続けたことが結果につながった」と自信にあふれた面持ちでスピーチを披露した。
「新人賞」や「最優秀店長賞」など多くの社員の表彰が続いた後、最後は特別賞に当たる「CEO賞」が発表された。谷正人最高経営責任者(CEO)は、「多くの候補から悩んだが、新卒で入社してから今年特に大きく成長したなという人にこの賞をあげます」と説明。授賞した岡本拓己さんは、驚きを隠せない様子で壇上に上がり、「多くの同期が壇上に上がっていく中で、いつか自分も上がりたいと思っていた。今本当に嬉しい。これからブランドをさらに成長させて、『ユナイテッド トウキョウ』がTOKYO BASEで一番と言われるブランドにしていきますので期待してください」と話した。

同社は︎2024年以降、社内表彰式のイベント性を高めてきた。谷CEOは、「私たちは、会社が大切にしている『顧客様感動』と同じレベルで、『従業員感動』に重きを置いている。1年間、お客さまのために感動を提供し続けてきたスタッフを、会社全体で称賛し、心から感動してもらうこと。そのための場が、このアワードだ。単なる表彰にとどまらず、エンターテインメントとして体験価値を高めることで、『あの舞台に立ちたい』『あの場に行きたい』と自然に思える“憧れの場”をつくることも大きな目的。その憧れが次の挑戦を生み、日々の仕事への原動力になっていくと考えている」と話した。
同社は販売員の評価制度として、売り上げに応じて段階的に称号を付与する「スターセールス」制度を設けている。年間売上7000万円、8500万円、1億円、1億2000万円、1億5000万円の5段階で、個人売上の10%を給与として還元する仕組み。今年度は46人のスタッフが「スーパースターセールス」を授賞した。また中国やアメリカなど海外展開にも力を入れるなか、香港店からも初めてスターセールスが誕生した。