ビジネス

「ジースター ロゥ」のクリエイティブ・ディレクターが退任 来期はジェイデン・スミスとコラボ

 ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)も出資しているオランダ発デニムブランド「ジースター ロゥ(G-STAR RAW)」のアイター・スロープ(Aitor Throup)=エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター(ECD)が退任する。スロープのラストコレクションは、2017年6月にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表した18年春夏コレクションだ。

 スロープは今後は自身のスタジオで新たな挑戦に集中するとし、「研究、デザイン、製作面において私と私のスタジオメンバーの多岐にわたるアプローチを実行する機会を与えてくれた『ジースター ロゥ』に感謝している。特に個人としては『ジースター ロゥ リサーチ.(G-STAR RAW RESEARCH.)』で私のデニム革新のビジョンを実現させてくれたことに感謝している。『ジースター ロゥ』での経験は非常に貴重で思い出深いものだった」と退任についてコメントした。

 スロープは13年から同ブランドのクリエイティブ・コンサルタントを務めてきたが、16年にECDに就任し、ウィメンズとメンズのメーンラインの他、カプセルコレクションの「ジースター ロゥ リサーチ.」を手掛けた。スロープは、ECDに就任する際、「ブランドの舵取りを引き継ぐというより、コラボレーションをするという感覚に近い」と語っていた。

 後任は未定だが、スポークスマンは「ジースター ロゥ」には「ブランドのクリエイティブ面を維持し成長させることができる、非常に才能のあるデザインチーム」がいるとコメントしている。

 なお、18年後半に発表予定の「ジースター ロゥ」18-19年秋冬コレクションは俳優のジェイデン・スミス(Jaden Smith)とコラボしたサステイナブルなデニムコレクションになるという。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。