サステナビリティ

「ジースター」がウォルター・ヴァン・ベイレンドンクと協業 「極力縫わない服」発売

「ジースター(G-STAR)」は26日、デザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)と協業したカプセルコレクション“デニム・ウィズ・ボールズ”を「ジースター」一部店舗と各取扱店で発売した。

「アントワープの6人」として知られるウォルターは今回、従来の方法にとらわれない服作りをディレクションしたという。「縫製」を最小限に抑え、接着剤やデザインテープを使用した19点をそろえた。3Dニットのオーバーサイズのトップスやセーターには、ウォルターの作品を象徴するスローガン・デザインとして「Future Proof」「Wow」「Stitch Less」の言葉をプリント。また、アクセントとしてエンボス加工で各所に立体的に表現したドットにはコレクション名「Denim with Balls」にかけた言葉遊びを込めた。

デニムアイテムはすべて、その生産工程における持続可能性への配慮が特定の基準をクリアしていることを示すクレードル・トゥ・クレードル(Cradle to Cradle)認証を取得した生地を使用している。

キャンペーンではウォルター自身がモデルを務め、写真家ポール・コイカーが撮影した。「伝統的な手法にとらわれない、新しい服作りに挑戦した。これまでとは異なる新しい手法を模索することが可能になった現在も、服が旧来の手法で縫製されているのはなぜだろう?今回のプロジェクトの主なテーマは“イノベーション”“リサーチ”“服作りの固定観念への挑戦”だ。ジースターから完全な裁量権を与えてもらい、自由に作ることができた」とウォルターは話している。

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