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高島屋26年2月期は営業利益6.9%減 インバウンド反動響く

高島屋の2026年2月期(2025年3月〜2026年2月)連結業績は、総額営業収益が前年並みの1兆323億円、営業利益は同6.9%減の535億円、親会社株主に帰属する当期純損益は82億円の赤字(前期は395億円の黒字)だった。最終赤字は、「2028年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)」の買入消却に伴う特別損失712億円を計上した一過性の影響によるもの。当該影響を除いた実質的な純利益は約420億円と、当初計画(400億円)を上回る水準を確保した。

主力の国内百貨店事業は、総額営業収益が前期比1.0%減の8502億円、営業利益が同12.9%減の249億円と減収減益だった。ただし、店頭売上高は国内顧客が前年比4%増と伸長し、総額営業収益・営業利益ともに期初計画を上回った。インバウンド売上高は同18%減の949億円にとどまり、前期の円安を背景とした高額品需要の反動が響いた。中国人客の売上高は同25%減と特に落ち込みが目立つ。商品別では高額品が同2%増、食料品が同2%増となった半面、紳士服・婦人服・雑貨で構成するファッション領域は同1%減と苦戦した。

27年2月期(2026年3月〜2027年2月)は、総額営業収益が前期比2.2%増の1兆550億円、営業利益が同7.4%増の575億円、親会社株主に帰属する当期純利益が380億円(前期は82億円の赤字)と増収増益を計画する。国内百貨店事業では国内顧客売上高で前期比6%増を見込む一方、インバウンド売上高は同11%減の845億円と慎重な見通しを立てる。

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