ファッション

「カルティエ」が国際女性デーに先駆けイベントを開催 女性の未来を照らす“カルティエ ダイアローグ”を始動

カルティエ(CARTIER)」は3月6日フランス大使公邸で、8日の国際女性デーに先駆け特別セッション「カルティエ ダイアローグ ウィメン ライティング ザ パス」を開催した。同イベントは、2025大阪・関西万博の同ブランドによる女性のエンパワーメントをテーマにした「ウーマンズ パビリオン」の精神を引き継ぎ継ぐものだ。

多様な声をつなぐプラットフォーム“カルティエ ダイアローグ”

イベントの冒頭では、着任したばかりのローラン・フェニウ=カルティエ ジャパン プレジデント&CEOが、「女性のエンパワーメントは個人の歩みではない。ドバイ万博、大阪・関西万博の『ウーマンズ パビリオン』で生まれたアイデアとコミュニティを“ともに”未来につなげていくことが重要だ」と述べた。

「カルティエ」の社会課題に挑む女性起業家を支援する国際プログラム「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ」は今年20周年を迎える。同プログラムはビジネスコンペとして始まったが、起業家支援の包括的プログラムに進化。同イニシアチブを率いる多賀淑ディレクターは、「多様な声をつなぐプラットフォームとして“カルティエ ダイアローグ”を世界各地でスタートする。一人の成功を点で終わらせるのではなく、光のバトンをドバイから大阪、世界へと広げる取り組みだ」と語った。

“カルティエ ダイアローグ”は、女性初の就任となるベアトリス・ル・フラベール・デュ・エレン駐日フランス大使のスピーチでキックオフ。自身の経験を元に、ジェンダー平等と女性のエンパワメントを対話を通して推進する必要があると話した。

一人一人異なる光の連鎖が未来を照らす

第二部のトークセッションでは、大阪・関西万博日本館名誉館長を務めた俳優の藤原紀香、アーティストのスプツニ子、僧侶・アーティストの西村宏堂、慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章が登壇し、モデレーターの小島慶子と大阪・関西万博やテーマである“光の連鎖”について語り合った。藤原は、「万博は、学びや気付きをもたらす場。来場者の中に意思が生まれることで変化をもたらし、未来につながる」と述べた。宮田は、「インターネットでさまざまな体験ができる今、五感での体験が大切。今回の万博では、色々な人のエネルギーが集まり、さまざまな未来への提案を理屈抜きに体験できた」と話した。

それぞれの心の中にある光について、長年ボランティア活動を続ける藤原は「現地で、1%でも社会のためになり子どもの笑顔につながればと活動する方々との出会い。そこで受け取った光を次の人につなげていきたい」と自身のモチベーションについて話した。「ウーマンズ パビリオン」のコンテンツ内で登場した西村は、「万博で受け取ったのは、“やる気”の光。できないとあきらめるのではなく、チャレンジする勇気をもらった」とコメント。宮田は、「光は一人の中で完結するものではない。一人一人の個性のかけらが出会い、多様な光が集まりそれが未来を照らす」と多様性の大切さについて述べた。起業家としても活動を始めたスプツニ子は、「未来は変えられるというマインドセットを持つことが大切。そうすれば、心に光が灯り、道標が見えるはず」と力強いメッセージを寄せた。

「カルティエ ダイアローグ」は対話と行動を促すプラットフォームとして、アート&カルチャー、ビジネス&テクノロジーなど多彩なテーマを設けていく。次回の開催は、5月を予定している。

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