第79回英国アカデミー賞(British Academy of Film and Television Arts)(以下、BAFTA)が2月22日(現地時間)、ロンドンのサウスバンク・センター(Southbank Centre)で開催された。
会場には、3年ぶりの来場となるウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)のほか、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)とカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、エマ・ストーン(Emma Stone)、セイディー・シンク(Sadie Sink)、テヤナ・テイラー(Teyana Taylor)、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)らをはじめ、豪華な衣装に身を包んだゲストが集結した。
キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子
レッドカーペットには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が夫婦そろって出席。キャサリン皇太子妃はラズベリーピンクやローズ、深みのある紫の色合いを全体にあしらった「グッチ(GUCCI)」のツートンカラードレスで登場。アクセサリーには、イギリス王室に受け継がれる“グレヴィル・ジュエリー(Greville jewellery)”のシャンデリアイヤリングを合わせ、「プラダ(PRADA)」のバーガンディのクラッチバッグを身に着けていた。ウィリアム皇太子は妻の装いに合わせ、シャープな下襟が特徴のベルベットのタキシードジャケットを着用し、エレガントなスタイルを披露した。
エマ・ストーン
エマ・ストーンは、黒のホルターネックと胸元に施されたティアドロップ型のカットアウトが特徴の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタムドレスで登場。ジュエリーは、同じく「ルイ・ヴィトン」のハイジュエリーコレクションから、ブレスレット“レラン・ヴィタール”とスタッドピアス“LV ダイヤモンド”を着用した。
セイディー・シンク
セイディー・シンクは、全身「プラダ(PRADA)」で統一したルックで登場。繊細なミントグリーンのドレスにポインテッドトゥのメタリックなシルバーサンダルを合わせ、フェミニンさとモダンなエッジを兼ね備えたスタイルを披露。アクセサリーには、「ブルガリ(BVLGARI)」から“ローマン ワンダーズ”のダイヤモンドイヤリングと“ワイルド ポップ”のダイヤモンドネックレスを選び、華やかさをプラスした。
ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー
ティモシー・シャラメは、恋人のカイリー・ジェンナーとそろって来場。ティモシーは「ジバンシィ(GIVENCHY)」のオールブラックスーツを着用し、シックで洗練されたスタイルを披露。カイリーは「ミュグレー(MUGLER)」1999年春コレクションのアーカイブドレスを選び、カップルとして統一感のあるブラックルックでレッドカーペットに登場した。クラシックな構造をブラックベルベットで表現した「ミュグレー」のドレスは、胸元の中心に配されたオレンジの宝石を起点にクリスタルを散りばめたきらびやかな装飾が目立った。
テヤナ・テイラー
テヤナ・テイラーは、最高級サテン生地であるシルクデュシェスの上質な艶が印象的な「バーバリー(BURBERRY)」のプラム色カスタムドレスで登場。フロア丈のドレスはクラシックなトレンチコートのデザインを模したもので、袖には小さなバックル、ウエストにはタイをあしらった。アクセサリーは、すべて「ティファニー(TIFFANY & CO.)」で統一。18金イエローゴールド&プラチナを使用した鳥のブローチ、14金のダイヤモンドイヤリング、シトリンとダイヤモンドを施した1940~50年代のアーカイブ・ブレスレットなどでモノトーンのルックを引き立てた。
ケリー・ワシントン
初登場のケリー・ワシントン(Kerry Washington)は、「プラダ」の深いミッドナイトブルーのカスタムドレスでダークなエレガンスを表現。フィット感のあるボディスに装飾的なスパンコールやビーズをあしらい、細いプリーツを施したスカートと大胆なオープンバックのスタイルで強いインパクトを残した。
ケイト・ハドソン
ケイト・ハドソン(Kate Hudson)は、「プラダ」の赤いサテンのオフショルダードレスで華やかに登場。ウエストを引き締めたシルエットと、短いトレーン付きの流れるようなスカートが特徴だ。ジュエリーは「ショーメ(CHAUMET)」のイヤリングとネックレスを合わせた。
レオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)は、「ディオール(DIOR)」による、ブラックのウール&シルクのノッチカラータキシードを着用。ホワイトのコットンシャツ、ブラックシルクのボウタイ、ブラックパテントレザーのダービーシューズを合わせた。
ヴェラ・ウォン
ブライダル界を代表するデザイナー、ヴェラ・ウォン(Vera Wang)は、再流行中のオペラグローブのトレンドに対して、手元をミトン型のオペラグローブで覆うというシュールなひねりを加えたブラック&ホワイトのルックを披露。スリムなシルエットの白いストラップレスドレスは、前面のボディスからヒップにかけて細かなギャザーを施したデザイン。丸みを帯びた肩が印象的なクロップド丈の黒いボレロを羽織り、トレードマークである黒サングラスとプラチナブロンドのストレートヘアでスタイリングを完成させた。
チェイス・インフィニティ
チェイス・インフィニティ(Chase Infiniti)は、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が手掛けたバーガンディカラーのオフショルダービスチェドレスを着用。裾に波打つような彫刻的なフラワーモチーフを取り入れたドレスは、約400時間以上をかけて制作された。足元にはバーガンディカラーのサテンパンプスを合わせ、洗練されたルックに仕上げた。
今回の授賞式では、俳優のアラン・カミング(Alan Cumming)が司会を務め、2025年の話題作を手掛けたスターや制作陣が集結。映画「ワン・バトル・アフター・アナザー(One Battle After Another)」が作品賞、監督賞、ショーン・ペン(Sean Penn)の助演男優賞などを含む最多6部門を受賞し、存在感を示した。
「アイ・スウェア(I Swear)」はキャスティング賞のほか、ロバート・アラマヨ(Robert Aramayo)の主演男優賞とライジング・スター賞を獲得。「罪人たち(Sinners)」はウンミ・モサク(Wunmi Mosaku)の助演女優賞、脚本賞、作曲賞を受賞した。さらに、「フランケンシュタイン(Frankenstein)」はメイクアップ&ヘア賞、衣装デザイン賞、美術賞を受賞。「ハムネット(Hamnet)」は英国作品賞と、ジェシー・バックリー(Jessie Buckley)の主演女優賞に輝いた。