ファッション

新ルールはお構いなし? シアードレスが引き続きトレンドに 「第78回カンヌ国際映画祭」

「第78回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)」が24日(現地時間)まで開催中だ。同映画祭でも、最近のレッドカーペットのトレンドである “シアードレス”は存在感を放っていた。

今年の開催にあたり同イベントの運営組織は、「良識の観点から、レッドカーペットおよび映画祭の全てのエリアにおけるヌードを禁止する。また、通行や劇場内での着席を妨げるようなボリュームのある衣装や長いトレーンも禁止する。これらのルールを尊重していない人物に対し、映画祭のウェルカムチームは、レッドカーペットへのアクセスを禁止する義務を負う」と発表し、ドレスコードに新たなルールを導入していた。

こうした新ルール導入にも関わらず、セレブたちはシアーなファッションをスタイリングに取り入れる方法を模索していたようだ。ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)や、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)ら著名人も“シアールック”の装いで登場した。

 

ケリングと「カンヌ国際映画祭」による「ウーマン・イン・モーション・アワード」に出席したダコタ・ジョンソンは、「グッチ(GUCCI)」でシアーな着こなしを披露。全体がキラキラと輝くメッシュ地のスリーブレスドレスの下には、ボディースーツを着用していた。

 

ニコール・キッドマンは、ボタニカルパターンのシアーなレースで全体を構成した「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のスリーブレスドレスで登場した。このドレスは、ハイネックラインと体にフィットするシルエットが特徴だ。

 

ジュリア・ガーナー(Julia Garner)は、上半身に華やかなシアーのレースを取り入れた「グッチ」のドレスを着用した。

 

ステラ・マックスウエル(Stella Maxwell)は、「The Phoenician Scheme」のプレミアで「チーニー・チェン(CHENEY CHEN)」のドレスで登場。ロングスリーブのドレスは人魚をイメージしたシルエットで、シアーな素材に、ボタニカルなディティールとフェザーをあしらった。

 

「ボノ:ストーリーズ・オブ・サレンダー」のプレミアに出席したイモージェン・プーツ(Imogen Poots)は、「ロダルテ(RODARTE)」2023-24年秋冬コレクションから、シアーなひねりを加えたグラマラスなドレスに身を包んだ。アクセサリーには、「メシカ(MESSIKA)」のジュエリーを身につけていた。

シアードレスを着用したセレブ一覧

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