ファッション

“モード界の帝王”、故ジョルジオ・アルマーニの50年にわたるキャリアを写真で振り返る

世界的なデザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)は9月4日、ミラノで死去した。91歳だった。敬意を込めて“モード界の帝王”や“マエストロ”とも称された同氏の訃報に際し、イタリアでは多くのテレビ局が通常放送を中断して追悼番組に切り替え、ミラノ市は8日に街全体で喪に服すことを発表した。

1975年の設立以来、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は最高級の素材と正確なカッティングで仕上げたスーツや流れるようなラインのドレスなど、エフォートレスでいて洗練されたスタイルが高く評価され、イタリアを代表するラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築いた。また、81年には「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と「アルマーニ ジーンズ(ARMANI JEANS、現在は『エンポリオ アルマーニ』に統合)」、91年には「A|X アルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)」、2004年にはスポーツライン「EA7」をスタート。さらに、05年にはオートクチュールラインの「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」を立ち上げた。

アルマーニのデザインや素材に一切の妥協がない仕事ぶりはファッションだけでなく、家具やインテリア、ビューティに加えて、高級ホテルやレジデンス、レストラン、ヨットなどのホスピタリティー領域にも及ぶ。ホームコレクション「アルマーニ / カーザ(ARMANI/CASA)」は2000年にスタート。ホテル事業では10年にはドバイに、11年にはミラノにアルマーニ ホテル(ARMANI HOTEL)を開業している。

アルマーニ グループの会長兼最高経営責任者、そして全ての傘下ブランドのクリエイティブ・デザイナーを務め、クリエイティブだけでなく事業面も掌握していたアルマーニは、非常に多忙な中でもあらゆる事柄の細部に至るまで手掛けていた。ブランド設立50周年を迎えた今年は一時体調を崩し、療養のため6月のミラノでのメンズショーや、7月のパリでのクチュールショーを欠席したものの、ビデオ通話により細かい部分までリモートで監督。9月24日からミラノのブレラ美術館で開かれるアーカイブの展覧会や、9月28日に開催予定の26年春夏コレクションのショーとそれに続く祝賀パーティーに向けて、さまざまな準備を進めていたという。ここでは、ファッション業界のアイコンであるアルマーニの長年にわたる輝かしいキャリアを米「WWD」が保有する歴史的な画像とともに振り返る。

【1970年代】

【1980年代】

【1990年代】

【2000年代〜および年代不詳】

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