ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)は1月14日、米州事業を統括するジョルジオ アルマーニ コーポレーション(GIORGIO ARMANI CORPORATION)の新たな最高経営責任者(CEO)として、マッテオ・マスカッチーニ(Matteo Mascazzini)=グッチ(GUCCI)前EMEA事業プレジデントを任命した。同日付で着任し、ミケーレ・タッケーラ(Michele Tacchella)=ジョルジオ アルマーニ副マネージング・ディレクター兼グローバル・チーフ・ブランディングおよびコマーシャル・オフィサーの直属となっている。
なお、23年12月からジョルジオ アルマーニ コーポレーションのトップを務めていた笹野和泉 前CEOは、ジョルジオ アルマーニ ジャパンのCEOとして20年近くのキャリアを有している。米州事業のトップを務めていた間もジャパン社の代表取締役として続投しており、今回日本に帰国しているという。
新CEOは以前アルマーニに在籍
マスカッチーニ新CEOは、ファッション業界では1995年にヴェルサーチェ(VERSACE)でキャリアをスタート。2003年には最高財務責任者としてジョルジオ アルマーニ ジャパンに加わり、その後オーストラリア事業のCEOや米国事業の最高執行責任者などを務めた。07年にグッチに移籍し、さまざまな要職を歴任。18年から20年まで伊シューズブランド、ジェオックス(GEOX)のCEOを務めた後、21年にグッチに復帰。22年3月から25年5月まで、同社のEMEA(欧州・中東・アフリカ)事業プレジデントを務めた。
変革期にあるジョルジオ アルマーニ
ジョルジオ アルマーニは現在、変革期にある。25年9月4日に創業デザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)氏が91歳で死去。同氏の遺言書に則り、同年12月には新たな取締役会のメンバーを発表した。なお、メンバーは同氏が2016年に設立したジョルジオ アルマーニ財団(GIORGIO ARMANI FOUNDATION以下、財団)と親族が選任。会長には、アルマーニ氏の長年のパートナーで、財団の会長も務めるレオ・デルオルコ(Leo Dell'Orco)=ヘッド・オブ・メンズウエアデザインが就任している。