ファッション

【新作ハイジュエリー 2025】高度なクラフツマンシップで映し出す宝石の神秘

有料会員限定記事


【新作ハイジュエリー 2025】高度なクラフツマンシップで映し出す宝石の神秘

素材の調達から制作まで数年かかるものもあるハイジュエリーは、ラグジュアリーの真骨頂といえる存在だ。そのため、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「グッチ(GUCCI)」といったラグジュアリー・ブランドも、年々ハイジュエリーを強化。今年も各社から新作が登場したが、その多くにカラーストーンが使用されている点に注目だ。品質の高い色石の希少性は非常に高く、富裕層からも注目されている。ここでは、パリ・オートクチュール・ウイーク中に発表された新作をはじめ、各社えりすぐりの新作ハイジュエリーを一挙に紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2025年8月4日号からの抜粋です)

GRAPHICAL ILLUSION

幾何学模様で描くモダニティー

モダニティーを追求するハイジュエリーのデザインに共通するのがグラフィカルなアプローチだ。ブランドを象徴するモチーフから自然、アートまで多岐にわたるテーマにコンセプチュアルな解釈を加え、幾何学モチーフを用いてダイナミックなデザインに落とし込む。一見ミニマルな印象だが、小さなパーツを組み合わせて表現するものが多く、その構造は気が遠くなるほど複雑だ。シンプルで洗練されたハイジュエリーの佇まいとしなやかな着用感を実現するには、デザインはもちろん、それを可能にする極めて高度なクラフツマンシップが必要だ。

カルティエ(CARTIER)

幾何学模様のコントラストが美しい
迷宮のようなネックレス

「カルティエ」の新作ハイジュエリーは、同ブランドの本領を発揮したコレクション。ボリューム、シェイプ、カラーなどでコントラストを利かせながら調和をもたらす、そのテクニックは「カルティエ」ならではだ。“トラフォラト”は、イタリア語の“トラフォラート”が由来で“オープンワーク”を意味する。まるで迷宮のように複雑なメッシュ構造が特徴で、3石のエメラルドを中心に、さまざまなカットのダイヤモンド、オニキス、エメラルドを左右対照にリズミカルに施して模様を描いている。一見シンプルだが、計算し尽くされたデザインと精緻な職人技が融合してこそ実現する立体感と躍動感、軽やかさがある。

この続きを読むには…
残り1460⽂字, 画像10枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2026-27年秋冬メンズコレ特集Vol.1   時代を超えて愛される服の価値とは

2月2月号の「WWDJAPAN」では、1月の2026-27年秋冬メンズ・ファッション・ウイークを速報します。当号では“BUILT TO LAST 時代を超えて、愛される服 ”というタグラインを掲げ、単なる流行の消費ではなく、着る人の人生に寄り添い、時間の経過とともに価値を深めていく服のあり方について考えます。最大のトピックスは、37年にわたり「エルメス」のメンズを牽引してきたヴェロニク・ニシャニア…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。