ビューティ
特集 販売員特集2023 第11回 / 全31回

+αの提案で期待を超える接客を目指す 資生堂銀座本店・堀千春さん

有料会員限定記事

PROFILE: 堀千春/「SHISEIDO THE STORE」ビューティーエヴァンジェリスト チーフ

堀千春/「SHISEIDO THE STORE」ビューティーエヴァンジェリスト チーフ
PROFILE: (ほり・ちはる)2008年に資生堂に入社。11年に資生堂銀座本店「SHISEIDO THE STORE」4階のパーソナルビューティーセッションコーナーのオープニングスタッフとして配属。17年に産休・育休を経て20年に同店1〜2階のビューティスクエアに異動。23年から現職 PHOTO:TAMEKI OSHIRO

「接客はお客さまの喜びを直接受け取ることができて、自分自身の生きがいにもなっています」と、“人とのつながり”が好きな堀さんは、コスメ好きが高じて資生堂にパーソナルビューティーパートナー(以下、PBP)として入社した。「高校生の頃たくさん買えないのにも関わらず、親切に接してくれた資生堂のおもてなしに感動しました」と、この道を選んだ。現在は、「SHISEIDO THE STORE(以下、STS)」のチーフとして接客以外にもPBPを取りまとめるほか、店頭の施策や活動などを推進。育児時間を取得しながら仕事と家庭を両立している。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)

同社が掲げる、性別や年齢、国籍関係なく、個に寄り添った提案をベースにしながら、堀さんならではの接客スタイルが光る。「お客さまの悩みを本気で解決したいと心から思う気持ち」は誰よりも負けないと胸を張る。「本当の家族のように寄り添い、もっときれいを実現するために、要望だけではなくプラスアルファで視野を広げた提案をできるように心掛けています」と、表情や会話のスピードから客のニーズを汲み取り、的確なアプローチを探る。接客後は必ずその客について振り返る時間を設け、「自分自身が行った提案が最適だったのか」「もっとできることはなかったのか」など“1人反省会”を開き、次回の対応に生かせるように準備を怠らない。

この続きを読むには…
残り428⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

独立系クリエイティブ集団が台頭、クリエイターの新潮流を見る

5月13日号は、クリエイターを取り巻く新潮流を特集します。昨年7月17日に発行した「U30 クリエイター」特集に続き、その最前線を追いました。

冒頭では独立系クリエイティブチームにフォーカス。「クリエイティブアソシエーション」「クリエイティブエージェンシー」など、独自のスタンスを掲げてクリエイティブの可能性に挑む集団です。彼らの狙いは、クライアントとクリエイターが対等な立場でものづくりに向き合え…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。